横浜銀行の住宅ローンを徹底解説! 歴史があり顔が見える銀行の住宅ローン

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これから住宅ローンを検討しようと考えている人の中には、どこの銀行でローンを組んだらよいのかわからない方も多いと思います。ネット銀行は別として、都市銀行や地方銀行などでは融資対象となる住宅の所在地が条件になっていますので、借入先の候補になるかどうか確認する必要があるでしょう。

今回紹介する横浜銀行は横浜に本店を構える地方銀行です。原則として神奈川県全域および東京都(一部除く)および群馬県の一部にある住宅が対象となります。これらの地域を予定している人に限られますが、これから借入先を探そうとしている人はご参考になさってください。

執筆者情報

F&J FP事務所

F&J FP事務所 ファイナンシャル・プランナー

ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザーとして、住宅ローンや保険の相談・アドバイスをしております。これから住宅ローンを利用しようとしている方々に向けて、公正中立な立場で役に立つ情報を発信できればと考えております。


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横浜銀行 住宅ローンの特徴

横浜銀行は2020年12月に創立100周年を迎える歴史ある銀行です。現在は東日本銀行と統合し、コンコルディア・フィナンシャルルグループの一員として住宅ローンをはじめ、普通預金や投資信託、外貨預金など様々な商品を取り扱っています。

横浜銀行の住宅ローンでは他行と同様、ネットからの申し込みも可能です。それに加えて、対面による相談ができますので、ご家庭の状況に合わせて適切なアドバイスをもとに進めていきたい人にとっては安心して利用できるのではないでしょうか。

横浜銀行の住宅ローンは通常の「標準型」金利プランに加えて、2019年4月にネット銀行並みの金利水準である「融資手数料型」金利プランの取り扱いを開始しました。

注目の「融資手数料型」住宅ローンの金利や諸費用の料金体系がどうなっているか、具体的に確認していきましょう。

出典:横浜銀行「住宅ローン」

横浜銀行
横浜銀行
適用金利
変動金利
0.440%

2019年9月適用金利

最大引下げ金利プラン適用後

当初10年固定
0.565%

2019年9月適用金利

最大引下げ金利プラン適用後

保証料 事務手数料 審査期間
金利に含む 借入金額×2.16% 1週間程度
返済方法 来店 繰上げ返済手数料
元利均等返済 必要 インターネット無料
固定期間 借入可能額 対応地域
3年・5年・10年 1億円以内 東京都(一部除く)/神奈川県全域/群馬県の一部

新規にお借り入れのお客さま限定の「融資手数料型」金利プランです。横浜銀行なら、「対面相談」で安心です。金利も大事ですが、様々なプランからお客さまに最適なプランをご選択いただくためにサポートさせていただきます。※掲載の金利は最大引下げ金利プランが適用された場合の金利です。 ※詳細は横浜銀行の公式サイトをご確認ください。

公式サイトはこちら

おすすめの金利タイプ

横浜銀行の「融資手数料型」住宅ローンの金利タイプは、返済期間中も金利が変動する変動金利型、借り入れから一定期間固定金利となる固定年3~10年があります。

全体的にネット銀行並みの金利水準となっています。手続きを自分でしなければならないネット銀行が選択肢にない人にとっては、特に魅力があるかもしれません。

 <横浜銀行「融資手数料型」住宅ローン 金利一覧> 

金利タイプ 金利
変動金利型 0.440%

2019年9月適用金利

最大引下げ金利プラン適用後

固定3年 0.465%

2019年9月適用金利

最大引下げ金利プラン適用後

固定5年 0.515%

2019年9月適用金利

最大引下げ金利プラン適用後

固定10年 0.565%

2019年9月適用金利

最大引下げ金利プラン適用後

出典:横浜銀行「住宅ローン」
出典:横浜銀行「商品概要説明書」

こちら、金利タイプの表に記載している金利の一覧は、横浜銀行を給与振込口座にしているなど以下の条件を満たすと、金利が年0.03%引き下げられたプランになります。尚、対象となる金利タイプは、変動金利型、固定金利期間選択型(3年、5年、10年)となります。

<"さらにおトクな金利プラン" 金利の引き下げ条件>

  1. 借り入れ時の年齢が満20歳以上の人
  2. 横浜銀行で給与振込を利用している人・利用する人
  3. 「〈はまぎん〉マイダイレクト」契約者の人
  4. 「バンクカードローン(住宅ローン利用者専用)」を申し込みの人
  5. 横浜信用保証(株)の保証が受けられる人

出典:横浜銀行「住宅ローン さらにおトクな金利プラン」

なお、次章で解説する諸費用も「融資手数料型」住宅ローンの変動金利型、固定金利期間選択型(3年、5年、10年)が対象です。公式ホームページを見ると固定20年や長期固定金利型35年が前面に出ていませんが、フラット35よりも金利が低く設定されています。ただフラット35は保証料が無料ですので、諸費用を考えるとフラット35の方がお得になる可能性があります。

関連記事住宅ローンの変動金利は怖くない!リスクを抑えてメリットを活かす賢い使い方

「融資手数料型」住宅ローンにかかる諸費用や団信の保険料

ここでは金利以外の諸費用(保証料や事務手数料)や団信の保険料の有無について紹介していきます。

 <諸費用(保証料・事務手数料)>

諸費用 金額 備考
不動産担保取扱手数料 32,400円
住宅ローン事務取扱手数料 借入金額×2.16%
保証料 保証料は借入金利に含まれます。借入時に一括で支払う必要はありません。

※上記のほかに、登記費用、司法書士報酬、印紙代などがかかります。
出典:横浜銀行「住宅ローン 変動金利型(固定金利指定型3年・5年・10年)」
<団信の種類と保険料(金利上乗せ)>

団体信用生命保険の種類 保険料(金利上乗せ)
一般的な団信(特約なし) なし
ガン保障特約付き 年0.20%
3大疾病保障特約付き 年0.25%
8大疾病保障特約付き 年0.30%
全傷病保障特約付き 年0.35%
引受条件緩和型(ワイド) 年0.30%

出典:横浜銀行「住宅ローン 変動金利型(固定金利指定型3年・5年・10年)」

保証料や団信の保険料は借入金額が高くなると負担が増えますので、住宅ローンを比較する際には検討材料にしましょう。

横浜銀行のメリット・デメリットを徹底解説

ここでは横浜銀行を選択するメリットやデメリットについて解説していきます。初めて住宅ローンを利用する人はホームページを見ても、どこに注目したらよいかわからない場合があります。ここで紹介するメリットやデメリットを参考にしてみてください。

メリット

  • 対面相談で状況に合わせながら手続きができる
    住宅取得には様々な知識が必要です。不動産会社や建築会社を選び、借入先を検討し、保険の見直しをするなど、考えなければならないことが数多くあります。そのためなるべく専門家のアドバイスがあれば大きなトラブルになることなく手続きを進められるでしょう。

デメリット

    • 申込エリアが限定されている。

      借入の対象となる物件の所在地が、神奈川県全域および東京都(都内23区、都下17市)および群馬県の一部に限定されるため、全国どこでも利用できるわけではありません。また、都内の物件を購入の場合は、あらかじめ物件所在地が対象地域になっているかを確認しておく必要があります。

他の金融機関にない横浜銀行ならではの特徴を知ろう

ここでは他の金融機関ではあまり見られない横浜銀行の特徴について紹介していきます。金利や諸費用だけの比較だけでは決められない場合などに参考になるでしょう。

保障が充実した団信付き住宅ローン

横浜銀行の団信には、8大疾病を対象とした特約があります。8大疾病とは、がん(「上皮内新生物(上皮内ガン)」および「皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚のその他の悪性新生物」を除く)、急性心筋梗塞、脳卒中の3大疾病に、5つの重度慢性疾病である高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎を加えたものです。

横浜銀行の8大疾病には、さらにダブル入院保障奥さまガン保障が付いています。病気やケガの保障である「ダブル入院保障」では、1日でも入院したら一時金10万円(通算12回まで)入院により働けなくなったら月々の返済額(1回の入院につき3か月分、通算36か月分まで)が支払われます。

「奥さまガン保障」では、奥さまが女性特有のガンと診断されたら一時金で100万円支払われます。

ここでは簡単に解説しましたが、支払要件をはじめ、詳細につきましては事前に確認しておきましょう。

出典:横浜銀行「8大疾病保障特約付き住宅ローン」

宿泊やレジャーなどのサービスを、優待価格で利用できる特典あり

男性には「生活応援住宅ローン 〈はまぎん〉ハッピーエブリデー」、女性には「女性専用住宅ローン 〈はまぎん〉ロング・エスコート」という特典があります。株式会社リロクラブが提供するサービスで、横浜銀行にしかない特典ではありませんが、要件を満たせば宿泊、レジャー、育児・介護などのサービスを優待価格で受けられます。

なお、住宅金融支援機構のフラット35は対象外となりますので、ご注意ください。

出典:横浜銀行「生活応援住宅ローン 〈はまぎん〉ハッピーエブリデー」

出典:横浜銀行「女性専用住宅ローン 〈はまぎん〉ロング・エスコート」

FPが解説!横浜銀行 住宅ローンが向いている人・向いていない人

ここまで横浜銀行の特徴やメリット、デメリットを解説してきましたが、これらを踏まえ、横浜銀行が向いている人、向いていない人について考えていきます。

向いている人

      • 取得予定の住宅が所定の場所にある人
        横浜銀行で住宅ローンを利用できる大前提ですが、融資対象の物件の所在地は、原則として神奈川県全域および東京都(一部除く)および群馬県の一部となります。「原則として」ですので、実際に希望する所在地が対象外の場合でも問い合わせて確認してみてください。
      • 対面相談をしながら進めていきたい人
        書類の準備など基本的に自分で進めていかなければならないネット銀行ではなく、対面相談をしながら手続きを進めたい人に向いています。融資まであまり時間をかけられない人は事情に合わせて手続きを進めてもらえる可能性もありますので、最寄の住宅ローンセンターで聞いてみましょう。日曜日も営業しています。(一部店舗を除く)

向いていない人

      • ネット銀行も選択肢にある人
        ネット銀行は金利や諸費用の面で優れています。住宅ローンの負担をおさえることが最優先の人にとっては割高と感じるかもしれません。ただ金利や諸費用は審査の結果によりますので、ネット銀行も審査に通らなければなりません。

ネット銀行について詳しく知りたい方はこちら「プロのFPが解説!おすすめネット銀行の住宅ローン」やこちら「低金利だけで選ぶべき?住宅ローン選びのコツとネット銀行の金利事情」の記事を参考にしてみてください。

横浜銀行の審査について知ろう

横浜銀行の審査について解説していきます。審査が通りやすいかどうか、借り入れ条件にもよりますので一概に言えませんが、公開されている利用条件などから確認していきましょう。

そもそも住宅ローンの審査について知りたいという方は、「住宅ローンの審査に落ちた9つの理由!審査通過するにはどうする?」で解説していますので、参考にしてみてください。

審査の通りやすさ

「融資手数料型」金利プランを利用できる条件は次のようになります。

    1. お借入時の年齢が満20歳以上の方
    2. 前年度税込年収400万円以上の方
    3. 返済比率30%以内の方(横浜銀行所定の計算方法によります。)
    4. 保証会社(横浜信用保証(株))の保証が受けられる方
    5. 正社員として勤続年数3年以上の方
    6. 「バンクカードローン(住宅ローン利用者専用)」お申し込みの方
    7. 「〈はまぎん〉マイダイレクト」契約者の方

    2、3、5が主なポイントとなりますが、「正社員として勤続年数3年以上」とありますので、様々な働き方があるなかで、条件として気になる人はいらっしゃるでしょう。他の金融機関でも「安定した収入のある人」という条件が付くことが多いです。必ずこの条件を満たす必要があるかどうかを含め、興味のある人は一度相談してみてください。

    出典:横浜銀行「【「新規」にお借り入れのお客さま限定】おトクな金利プラン 商品概要」

    審査のスピード

    事前審査の書類が到着後、3平日窓口営業日程度で審査結果がわかります。その後、正式な手続きに必要な書類を横浜銀行が受理後、正式審査をおこないます。正式審査の期間は5営業日程度です。

    出典:横浜銀行「お借り入れまでの流れ」

    横浜銀行 住宅ローンの申し込みの流れ

    横浜銀行で住宅ローンの手続きをする場合、インターネット申込のほか、店舗による申し込みも可能です。大まかな流れは次のようになります。

      1. 事前審査
      2. 事前審査の結果
      3. 正式申込・正式審査
      4. 融資

      正式申込から融資に必要な日数については、借り入れ条件などによって異なると思いますので、必要書類と合わせて確認しておきましょう。

      出典:横浜銀行「お借り入れまでの流れ」

      まとめ

      横浜銀行は地方銀行ですので、神奈川県全域および東京都(一部除く)および群馬県の一部で住宅を考えている人が対象となりますが、選択肢の候補になりそうな人はご自身でも調べてみてはいかがでしょうか。

      その他の住宅ローンと比較したい場合は、「おすすめ住宅ローンの金利比較!選び方からシミュレーション方法まで徹底解説」で解説していますので、こちらも参考になさって下さい。

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