横浜銀行の住宅ローンを徹底解説! 歴史があり安心できる銀行の住宅ローン

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これから住宅ローンを探そうとしている人にとって、どのように探していいかわからないかもしれません。ネット銀行は別として、都市銀行や地方銀行などでは融資対象となる住宅の所在地が条件になっていますので、借入先の候補になるかどうか確認する必要があるでしょう。

今回紹介する横浜銀行は横浜本店とする銀行ですので、原則として神奈川県全域および東京都の一部および群馬県の一部にある住宅が対象となります。これらの地域を予定している人に限られますが、これから借入先を探そうとしている人はご参考になさってください。

横浜銀行 住宅ローンの特徴

横浜銀行は2010年12月に創立90周年を迎えた歴史ある銀行です。現在は東日本銀行と統合し、コンコルディアフィナンシャルグループの一員として住宅ローンをはじめ、普通預金や投資信託、外貨預金など様々な商品を取り扱っています。

横浜銀行の住宅ローンでは他行と同様、ネットからの申し込みも可能ですが、対面による相談が中心となっています。ご家庭の状況に合わせて適切なアドバイスをもとに進めていきたい人にとっては安心して利用できるのではないでしょうか。

横浜銀行の金利や諸費用の料金体系がどうなっているか、具体的に確認していきましょう。

出典:横浜銀行「住宅ローン」

おすすめの金利タイプ

横浜銀行の金利タイプには、返済期間中も金利が変動する変動金利型、返済期間中金利が変わらない超長期固定金利型、借り入れから一定期間固定金利となる固定3年~20年があります。

全体的に標準的な金利水準となっていますが、固定10年の金利は比較的低めとなっています。手続きを自分でしなければならないネット銀行が選択肢にない人にとっては、特に魅力があるかもしれません。

 <横浜銀行 住宅ローン 金利一覧>  2019年7月金利

金利タイプ 金利
変動金利型 0.470%
固定3年 0.495%
固定5年 0.545%
固定10年 0.595%
固定15年 1.200%
固定20年 1.250%
超長期固定金利型35年 1.450%

※金利は最大に引き下げられたものです。

出典:横浜銀行「住宅ローン」
出典:横浜銀行「商品概要説明書」

さらに横浜銀行を給与振込口座にしているなどの条件を満たすと、金利が年0.03%引き下げられます。対象となる金利タイプは、変動金利型、固定金利期間選択型(3年、5年、10年)となります。

<金利の引き下げ 条件>

  1. 借り入れ時の年齢が満20歳以上の人
  2. 横浜銀行で給与振込を利用している人・利用する人
  3. 「〈はまぎん〉マイダイレクト」契約者の人
  4. 「バンクカードローン(住宅ローン利用者専用)」を申し込みの人
  5. 横浜信用保証(株)の保証が受けられる人

出典:横浜銀行「住宅ローン さらにおトクな金利プラン」

なお、次章で解説する諸費用も変動金利型、固定金利期間選択型(3年、5年、10年)が対象です。公式ホームページを見ると固定20年や長期固定金利型35年が前面に出ていませんが、フラット35よりも金利が低く設定されています。ただフラット35は保証料が無料ですので、諸費用を考えるとフラット35の方がお得になる可能性があります。

関連記事住宅ローンの変動金利は怖くない!リスクを抑えてメリットを活かす賢い使い方

住宅ローンにかかる諸費用や団信の保険料

ここでは金利以外の諸費用(保証料や事務手数料)や団信の保険料の有無について紹介していきます。都市銀行や横浜銀行のような地方銀行の保証料は、借入金額や返済期間により変動するのが一般的です。ここでは借入金額3,000万円、返済期間30年で計算したものを一例として記載しています。

 <諸費用(保証料・事務手数料)>

諸費用 金額 備考
不動産担保取扱手数料 32,400円 横浜銀行が抵当権者なら75,600円
住宅ローン事務取扱手数料 21,600円
保証料 574,110円 ・借入金額・返済期間によって異なります。
・金利に上乗せする方式(+0.2%)を選ぶこともできます。

※上記のほかに、登記費用、司法書士報酬、印紙代などがかかります。
出典:横浜銀行「住宅ローン 変動金利型(固定金利指定型3年・5年・10年)」
<団信の種類と保険料(金利上乗せ)>

団体信用生命保険の種類 保険料(金利上乗せ)
一般的な団信(特約なし) なし
ガン保障特約付き 年0.20%
3大疾病保障特約付き 年0.25%
8大疾病保障特約付き 年0.30%
全傷病保障特約付き 年0.35%
引受条件緩和型(ワイド) 年0.30%

出典:横浜銀行「住宅ローン 変動金利型(固定金利指定型3年・5年・10年)」

保証料や団信の保険料は借入金額が高くなると負担が増えますので、住宅ローンを比較する際には検討材料にしましょう。

横浜銀行のメリット・デメリットを徹底解説

ここでは横浜銀行を選択するメリットやデメリットについて解説していきます。初めて住宅ローンを利用する人はホームページを見ても、どこに注目したらよいかわからない場合があります。ここで紹介するメリットやデメリットを参考にしてみてください。

メリット

  • 対面相談で状況に合わせながら手続きができる
    住宅取得には様々な知識が必要です。不動産会社や建築会社を選び、借入先を検討し、保険の見直しをするなど、考えなければならないことが数多くあります。そのためなるべく専門家のアドバイスがあれば大きなトラブルになることなく手続きを進められるでしょう。

デメリット

  • 金利や諸費用は標準的でローン負担が比較的大きい
    ネット銀行の金利や諸費用と比べると高めです。借入金額や返済期間により負担の大きさは変わりますので、利息や費用負担が許容範囲かどうかシミュレーションで確認しておく必要があります。

他の金融機関にない横浜銀行ならではの特徴を知ろう

ここでは他の金融機関ではあまり見られない横浜銀行の特徴について紹介していきます。金利や諸費用だけの比較だけでは決められない場合などに参考になるでしょう。

保障が充実した団信付き住宅ローン

横浜銀行の団信には、8大疾病を対象とした特約があります。8大疾病とは、がん(「上皮内新生物(上皮内ガン)」および「皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚のその他の悪性新生物」を除く)、急性心筋梗塞、脳卒中の3大疾病に、5つの重度慢性疾病である高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎を加えたものです。

横浜銀行の8大疾病には、さらにダブル入院保障奥さまガン保障が付いています。病気やケガの保障である「ダブル入院保障」では、1日でも入院したら一時金10万円(通算12回まで)入院により働けなくなったら月々の返済額(1回の入院につき3か月分、通産36か月分まで)が支払われます。

「奥さまガン保障」では、奥さまが女性特有のガンと診断されたら一時金で100万円支払われます。

ここでは簡単に解説しましたが、支払要件をはじめ、詳細につきましては事前に確認しておきましょう。

出典:横浜銀行「8大疾病保障特約付き住宅ローン」

宿泊やレジャーなどのサービスを、優待価格で利用できる特典あり

男性には「生活応援住宅ローン 〈はまぎん〉ハッピーエブリデー」、女性には「女性専用住宅ローン 〈はまぎん〉ロング・エスコート」という特典があります。株式会社リロクラブが提供するサービスで、横浜銀行にしかない特典ではありませんが、要件を満たせば宿泊、レジャー、育児・介護などのサービスを優待価格で受けられます。

なお、住宅金融支援機構のフラット35は対象外となりますので、ご注意ください。

出典:横浜銀行「生活応援住宅ローン 〈はまぎん〉ハッピーエブリデー」

出典:横浜銀行「女性専用住宅ローン 〈はまぎん〉ロング・エスコート」

FPが解説!横浜銀行 住宅ローンが向いている人・向いていない人

ここまで横浜銀行の特徴やメリット、デメリットを解説してきましたが、これらを踏まえ、横浜銀行が向いている人、向いていない人について考えていきます。

向いている人

  • 取得予定の住宅が所定の場所にある人
    横浜銀行で住宅ローンを利用できる大前提ですが、融資対象の物件の所在地は、原則として神奈川県全域および東京都の一部および群馬県の一部となります。「原則として」ですので、実際に希望する所在地が対象外の場合でも問い合わせて確認してみてください。
  • 対面相談をしながら進めていきたい人
    書類の準備など基本的に自分で進めていかなければならないネット銀行ではなく、対面相談をしながら手続きを進めたい人に向いています。融資まであまり時間をかけられない人は事情に合わせて手続きを進めてもらえる可能性もありますので、相談会などで聞いてみましょう。

向いていない人

  • ネット銀行も選択肢にある人
    ネット銀行は金利や諸費用の面で優れています。住宅ローンの負担をおさえることが最優先の人にとっては割高と感じるかもしれません。ただ金利や諸費用は審査の結果によりますので、ネット銀行も審査に通らなければなりません。

ネット銀行について詳しく知りたい方はこちら「プロのFPが解説!おすすめネット銀行の住宅ローン」やこちら「低金利だけで選ぶべき?住宅ローン選びのコツとネット銀行の金利事情」の記事を参考にしてみてください。

横浜銀行の審査について知ろう

横浜銀行の審査について解説していきます。審査が通りやすいかどうか、借り入れ条件にもよりますので一概に言えませんが、公開されている利用条件などから確認していきましょう。

そもそも住宅ローンの審査について知りたいという方は、「住宅ローンの審査に落ちた9つの理由!審査通過するにはどうする?」で解説していますので、参考にしてみてください。

審査の通りやすさ

住宅ローンを利用できる条件は次のようになります。

  1. お借入時の年齢が満20歳以上の方
  2. 前年度税込年収400万円以上の方
  3. 返済比率35%以内の方(当行所定の計算方法によります。)
  4. 保証会社(横浜信用保証(株))の保証が受けられる方
  5. 正社員として勤続年数3年以上の方
  6. 「バンクカードローン(住宅ローン利用者口)」お申し込みの方
  7. 「〈はまぎん〉マイダイレクト」契約者の方

(2)(3)(5)が主なポイントとなりますが、「正社員として勤続年数3年以上」とありますので、様々な働き方があるなかで、条件として気になる人はいらっしゃるでしょう。他の金融機関でも「安定した収入のある人」という条件が付くことが多いです。必ずこの条件を満たす必要があるかどうかを含め、興味のある人は一度相談してみてください。

出典:横浜銀行「【「新規」にお借り入れのお客さま限定】おトクな金利プラン 商品概要」

審査のスピード

事前審査の書類が到着後、3平日窓口営業日程度で審査結果がわかります。結果連絡から融資までの日数については記載されていませんので不明ですが、少なくとも1ヶ月程度はかかると見ておいた方がいいでしょう。

出典:横浜銀行「お借り入れまでの流れ」

横浜銀行 住宅ローンの申し込みの流れ

横浜銀行で住宅ローンの手続きをする場合、インターネット申込のほか、店舗や電話による申し込みも可能です。大まかな流れは次のようになります。

  1. 事前審査
  2. 事前審査の結果
  3. 正式申込
  4. 融資

正式申込から融資に必要な日数については、借り入れ条件などによって異なると思いますので、必要書類と合わせて確認しておきましょう。

出典:横浜銀行「お借り入れまでの流れ」

まとめ

横浜銀行は地方銀行ですので、神奈川県などで住宅を考えている人が対象となりますが、選択肢の候補になりそうな人はご自身でも調べてみてはいかがでしょうか。

その他の住宅ローンと比較したい場合は、「おすすめ住宅ローンの金利比較!選び方からシミュレーション方法まで徹底解説」で解説していますので、こちらも参考になさって下さい。

執筆者情報

F&J FP事務所

F&J FP事務所 ファイナンシャル・プランナー

ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザーとして、住宅ローンや保険の相談・アドバイスをしております。これから住宅ローンを利用しようとしている方々に向けて、公正中立な立場で役に立つ情報を発信できればと考えております。

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