• 2020.05.14

紀陽銀行住宅ローンのメリット・おすすめな人は?金利と団信も解説

執筆者: 白坂大介 (ジョインコントラスト株式会社 代表取締役)
「MERIT」「DEMERIT」のふき出しと両手のひらの中の家の模型

和歌山県和歌山市に本店をかまえる紀陽銀行を、普段から利用している和歌山県民の人は多いでしょう。

紀陽銀行は、地方銀行として地域社会の活性化と、人権・地球環境に配慮した経営を行っています。

地域に根付いており、信頼のおける紀陽銀行で住宅ローンの借入を検討されている人もいらっしゃるでしょう。

しかし、大きな借金となる住宅ローンは、自分に合った商品を慎重に選ばなければなりません。

今回は、紀陽銀行での住宅ローン借入がおすすめな人と、紀陽銀行住宅ローンの商品詳細をご紹介します。

この記事を執筆・監修している専門家

執筆者

白坂大介

ジョインコントラスト株式会社 代表取締役

保有資格・検定

2級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、証券外務員1種

お客様と一生涯のお付き合いができる仕事に憧れ、大学卒業と同時にハウスメーカーに就職。 2008年にファイナンシャルプランナーの資格を取得。 2013年にはジョインコントラスト株式会社を設立し、webサイト「家計教師.com」を運営。 主にマイホーム購入や住宅ローン、生命保険、資産運用など、一般家庭向けのコンサルティングや講演会を行なっている。

編集者

ナビナビ住宅ローン編集部

住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。

【結論】紀陽銀行住宅ローンがおすすめな人!

住宅ローンは金利プランや返済期間など、詳細を確認する必要があるため時間をかけて選ぶ必要があります。

しかし、さまざまな金融機関からさまざまな商品が提供されているなか、自分で適切な住宅ローンを選ぶことは難しいものです。

そのため、まずは自分が紀陽銀行住宅ローンを検討するべきかを判断しましょう。下記2点に当てはまるのであれば、紀陽銀行での住宅ローン借入がおすすめです。

  • 配偶者がパートやアルバイトをしており、収入合算で考えている人
  • 諸費用ローンを利用しようと考えている人

    なぜ紀陽銀行の住宅ローンがおすすめなのかという理由については、当記事内「紀陽銀行住宅ローンのメリット・デメリット」をご確認ください。

    それでは、紀陽銀行住宅ローンの借入を検討している人・借入におすすめな人は、紀陽銀行住宅ローンの詳細について確認していきましょう。

    紀陽銀行住宅ローンの金利

    紀陽銀行住宅ローンを検討する場合、まず気になる点が返済総額を大きく左右する「金利」についてでしょう。

    住宅ローンでは、市場動向に合わせて決まる店頭表示金利(基準金利)が設定されていますが、実際の借入時に適用される金利は必ずしも店頭表示金利というわけではありません

    多くの金融機関で、店頭表示金利から金利を差し引く「優遇金利」が設定されています。

    紀陽銀行においても金利の割引が行われていますが、契約者によって適用される金利は異なります

    実際に借入を申し込む場合は、自分のケースでは適用される金利を必ず確認しましょう。

    今回は、紀陽銀行からおトクなプランとして提供されている「全期間金利引下げプラン」の金利を見てみましょう。

    <紀陽銀行住宅ローン「全期間金利引下げプラン」の金利>

    最大差引後の金利一覧
    変動金利
    0.625%

    2020年07月適用金利

    固定金利 3年
    0.800%

    2020年07月適用金利

    保証料一括前払方式

    5年
    0.850%

    2020年07月適用金利

    保証料一括前払方式

    10年
    0.900%

    2020年07月適用金利

    保証料一括前払方式

    (引用:全期間金利引下げプラン

    最大で0.625%の金利で借入ができますが、全ケースですべての金利引下げサービスが受けられるわけではないため、参考として把握しておきましょう。

    紀陽銀行では「全期間金利引下げプラン」のほかにも、「長期固定金利住宅ローン」「フラット35」「無担保住宅ローン」など多くのプランが存在します。

    いずれの商品も、内容や設定されている金利が異なるため、自分に合った住宅ローン・金利プラン・返済期間を明確に知りたい場合は、直接相談するのがおすすめです。

    手数料・諸費用

    続いては、住宅ローンの借入時、もしくはその他手続きの際に支払う必要がある手数料・諸経費をご紹介します。

    手数料や諸経費は継続して支払いが必要なお金ではありませんが、借入時やプランの変更時に支払いが必要となります。

    また借入当初は、住宅購入自体の諸費用はもちろん、他にもさまざまな費用がかかります。

    引っ越し代なども含めた上で、実際にいくらお金が必要なのかあらかじめしっかりと把握しておきましょう。

    それでは、手数料と保証料について、紀陽銀行の設定額を見てみましょう。一部手数料に関しては、「紀陽インターネットバンキング」に申し込めば無料となります。

    <紀陽銀行住宅ローン関連の手数料一覧>

    手数料
    取扱手数料 55,000円
    固定金利特約手数料 11,000円
    一部繰上返済手数料 変動金利期間中 22,000円
    固定金利期間中 33,000円
    固定金利選択 3・5・10年 11,000円
    条件変更手数料 22,000円

    <紀陽銀行住宅ローンの保証料>

    ■保証料外枠方式
    契約時に一括で保証料を支払う。

    融資期間 10年 20年 30年 35年
    保証料
    (融資額100万円あたり/
    金利年0.2%の場合)
    8,639円 14,860円 19,019円 20,404円

    ■保証料内枠方式
    融資金利に、保証料を上乗せして支払う。

    団体信用生命保険

    紀陽銀行住宅ローンには、「ライフサポート団体信用生命保険制度」があります。

    団体信用保険、いわゆる団信は、契約者に万が一のことがあり、住宅ローンが返済できなくなった場合に、保険金として住宅ローンの全残高、もしくは一部の返済が免除となる保証制度です。住宅ローンに対する生命保険と考えると分かりやすいでしょう。

    住宅ローンを借り入れる際は、一般的に購入する住宅が担保となります。

    住宅ローンの返済が滞った・返済できなくなった場合には、担保となっている住宅を手放さざるを得ません。

    契約者に万が一があれば、残された家族の負担が大きくなり、家を失ってしまうリスクがあるため、大きな借金となる住宅ローンの借入では欠かせない制度と言えるでしょう。

    紀陽銀行の「ライフサポート団体信用生命保険制度」には、死亡または高度障害・がん・脳卒中または急性心筋こうそくを保障する「3大疾病保証特約付団信制度」に、その他のケガや病気による所定の就業不能状態”に対する保障も付帯しています。

    住宅ローン店頭金利に+0.25%の上乗せすれば、「ライフサポート団体信用生命保険制度」を利用することができます。

    「3大疾病保証特約付団信制度」のみ、利用する場合は住宅ローン店頭金利に+0.20%の上乗せとなります。

    紀陽銀行住宅ローンのメリット・デメリット

    続いては、紀陽銀行住宅ローンならではの、メリット・デメリットをご紹介します。紀陽銀行住宅ローンを検討している人は、メリットはもちろん、どのようなデメリットがあるのかはしっかり把握しておくべきです。

    2つのメリット・2つのデメリットを比べて、借入を申し込むか検討しましょう。 

    メリット1:配偶者収入の全額を収入合算できる

    紀陽銀行の住宅ローンには、契約者本人の収入だけでなく、親・子ども・配偶者の内1人の収入を合算して、借入を申し込むことができます

    ただし、全額合算できるのは、「配偶者のみ」です。配偶者であれば、雇用形態や年収の制限はほとんどありません。

    その他の人を合算者とするのであれば、年収収入・パート収入以外の収入の内50%が限度となっています。

    この収入合算は、住宅ローン審査をおこなう際の、収入に対する返済比率の計算に影響します。

    そのため、人によっては一人分の収入では借りれなかった金額の住宅ローンを借入することが可能です。

    このように、収入収入合算をすることで、住宅ローンが借りやすくなるという点においては、大きなメリットになる方もおられることでしょう。

    メリット2:諸費用ローンを利用できる

    紀陽銀行には、住宅ローンを新規契約、もしくは借換した際に併せて簡単に利用できるカードローン「紀陽銀行カードローン(住宅ローン新規契約者専用プラン)」があります。

    住宅ローン契約者専用のカードローンで、最大300万円まで借入できます。

    住宅購入時は、先述した諸費用に加え、登記費用や登録免許税、司法書士報酬、引っ越し費用などさまざまな支出が発生します。

    重なる出費をまかなうために住宅ローンとは別に諸費用を借りられる方もいます。

    住宅購入の諸費用にも使えるカードローン(住宅ローン新規契約者専用プラン)が、住宅ローンの契約と併せて簡単に契約できるという点においても、紀陽銀行住宅ローンのメリットと言えるでしょう。

    借入を検討する場合は、住宅ローンの相談と併せて相談してみましょう。

    デメリット1:事務手数料は高め

    紀陽銀行の事務手数料は、他の金融機関と比較すると少し高めに設定されています。

    借入の際にどの金融機関でも必ずかかる取扱手数料の相場は、定額の場合3~5万円なので、相場より少し割高になっていることが分かります。

    また、その他の手続き時の手数料設定を見てみると、多くのネット銀行などでは今では無料となっている繰上返済や金利タイプ変更の手続き時の手数料が、紀陽銀行では11,000~33,000円必要となり、比較的に手数料に関しては高めに設定されていることに留意が必要です。

    ただし、先述の通り「紀陽インターネットバンキング」からであれば、一部繰上返済・固定金利選択の手続きを無料で申し込むことができます。

    一部取り扱いがない住宅ローンもあるため、紀陽インターネットバンキングで手数料がお得になるのか、借入申し込み前に確認しましょう。

    デメリット2:勤続年数に条件がある

    紀陽銀行の住宅ローンでは借入に際して、「勤続年数が3年以上であり、前年度税込年収150万円以上であること」という条件が設定されています。

    勤続年数とは現在働いている会社での、継続して何年働いているかということです。そのため、転職して3年経っていない場合は紀陽銀行から住宅ローンを借り入れることはできません。

    「安定した収入があること」など紀陽銀行よりも緩い借入条件が設定されている金融機関もあるため、転職したての人・前年度の年収が150万未満の人は他の住宅ローンがおすすめです。

    紀陽銀行住宅ローンの審査

    続いては、紀陽銀行住宅ローンの審査の詳細を確認しましょう。

    住宅ローンは誰でも借りられるわけではなく、各金融機関がそれぞれの住宅ローン個別に設定している借入条件・審査基準を満たさなければなりません

    住宅ローンごとに設定されているため、一般的には同じ金融機関でも異なる住宅ローン商品であれば、異なる借入条件・審査基準が設定されています。

    代表的な借入条件・審査基準は、紀陽銀行のデメリットの項で紹介した勤続年数と給与制限です。

    大きなお金の貸し借りである住宅ローンでは、金融機関も貸し倒れのリスクを減らさなければならないため、どうしても住宅ローンの借入条件の設定や審査は厳しいものとなります。

    「紀陽銀行で住宅ローンが借入られるか」という重要なポイントとなるため、詳細を把握したうえで相談するのがおすすめです。

    借入条件・審査基準

    ご利用いただける方
    • 勤続年数3年以上かつ前年度税込年収150万円以上の方
    • お借入時の年齢が満20歳以上、最終ご返済時の年齢が満80歳以下の方
      ※ただし、ご加入いただく団体信用生命保険の加入上限年齢がお借入時年齢の上限となります
    • 保証会社(阪和信用保証)の保証を得られる方
    • 団体信用生命保険へのご加入が可能な方
    お使いみち
    • 住宅の新築、増改築資金
    • 土地付住宅、中古住宅、マンション、土地等の購入資金
    • 借換資金

    (引用:紀陽銀行の住宅ローン商品一例

    紀陽銀行が提供する住宅ローンの借入条件例です。
    全ての住宅ローンで同内容というわけではありませんが、基本的にはこのような借入条件が設定されています。

    ただし、これらの条件をクリアしていれば、必ず融資が受けられる、もしくは希望額が満額融資されるというわけでもありません。

    その他にも借入期間や返済比率など様々な諸条件があったり、購入物件の担保としての価値なども住宅ローンを融資できるかの判断材料となってきます。

    また、紀陽銀行では、なるべく住宅ローンの審査が通るように、銀行担当者が審査の際にプラス評価の材料となるような追加資料の提出などを積極的に提案してくれる場合もあります。

    他の金融機関で思い通りの審査結果が出なかった場合でも、紀陽銀行で相談した結果、融資が受けられたケースもあります。

    個々の状況によって、審査に通過するか否かが異なるため、実際に借入申し込みを検討する場合は、紀陽銀行に直接相談しましょう。 

    審査完了までの日数

    購入物件が決定してから、引渡し・ローン実行までに十分な時間がない場合もあります。よって、審査に要する日数などはあらかじめ把握してきましょう。

    住宅の代金支払のスケジュールまでに間に合わないため、やむを得ず本来借りたい金融機関から住宅ローンを借りられなかったというケースも多くあります。

    そうならないためにも、ここでは紀陽銀行の住宅ローンを借りるための、おおよそのスケジュールを押さえておきましょう。

    日数
    事前申し込みの審査期間 1~2日
    正式申し込みの審査期間 10~14日
    事前申し込みから契約までの期間 30日
    事前申し込みから融資までの期間 60日



    ただし、書類に不備があったり、追加書類を求められたりした場合には、さらに審査結果が出るまでに時間がかかる場合もあります。

    また時期によっては住宅ローンの申し込みが立て込むこともあるため、余裕を持った住宅ローンの申し込みを計画的に行いましょう。

    紀陽銀行住宅ローンの評判

    紀陽銀行について詳細に確認してきましたが、やはり実際にお店で相談した人や借入をした人の声は気になるのではないでしょうか。

    最後は、紀陽銀行住宅ローンを実際に利用した人・利用しようが検討している人の評判を見てみましょう。

    住宅を数多く販売する不動産会社でも、融資ができるのか希望額が借り入れられるのかについて、はっきりした回答ができないものです。

    紀陽銀行では、できるだけ融資が通るように担当者が提案しながら進めてくれるため、この方のようにまずは直接相談するのが、早くて正確と言えるでしょう。

    まとめ

    今回は、借入のメリット・デメリットから借入条件や審査日数まで、紀陽銀行住宅ローンについて詳しく解説しました。

    紀陽銀行の住宅ローンは、配偶者がパートやアルバイトとして働いていており収入合算で考えている人や、住宅購入における諸費用の支払いにローンを利用しようと考えている人におすすめです。

    SNS上では、複数の口コミが見つかりますが、住宅ローンは各個人に合ったものがそれぞれ異なります。

    周りからの評価は1つの参考として、実際自分に合う住宅ローンであるのかについては、直接相談してみるのがおすすめです。

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