• 2017.06.20
  • 2019.07.19

住宅ローン借り換え比較ランキング!金利の見直しでメリットを受ける方法を解説【2019年7月】

住宅ローンを借り換えて、お得になるポイントを徹底解説
じぶん銀行
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住宅ローン金利が底値状態にある今、低金利の住宅ローンに借り換えを考えている人は多いと思います。

確かに、マイナス金利政策に加えて金融機関の金利引き下げ競争が過熱している今は、住宅ローンの借り換えをする大きなチャンスです。

しかしその反面、目先の低金利ばかり追い求めて安易に借り換えると、

  • 変動金利のリスクを理解していないために、金利変動で返済額が増えてしまう
  • 借り換えの諸費用を含めると低金利に見えて結果的に支払いが増える
  • 団信などのリスク対策が不十分になってしまう


といった事態に陥る可能性もあるため、非常に危険です。

このような事態を避けるためには金利の低さだけでなく、あらゆる視点から借り換えを判断する必要があるのです。

当記事では、低金利な今だからこそ可能な「お得と安心の両方を手に入れる住宅ローン借り換えのポイント」についてご案内しましょう。

借り換えでお得になる金額をチェック!
住宅ローン残高
3000万円
現在の金利
2
残年数
20
借り換え後の金利タイプ
借り換えのメリットは...
428万円
(諸費用差し引き後)
借り換えをおすすめします!

この記事の目次

住宅ローンの借り換え先選びで知っておくべき3つのポイント

住宅ローンの借り換えをするときに悩むのが、「借り換え先選び」ですよね。ここで大切なのは、金利だけで借り換え先を比較しないことです

借り換えに生じる諸費用や金利タイプ変更による今後のリスク、そして現在ご自身が置かれている状況でそもそも借り換えの審査に通るのかといったポイントも考慮し、総合的に見て借り換え先を選ばなければいけません。

詳しく解説していきましょう。

金利だけでなく、諸費用を含めた支払い総額で比較する

住宅ローンの借り換えでは新しい金融機関でローンを組むため、借り換え先でローン保証料などの諸費用が別途かかります。

ローン保証料は金融機関によっても異なりますが、下記のとおり数十万円はかかると思っておいてください。

ただし借り換え前の住宅ローンを借りるときに一括で保証料を支払っている場合は、未経過分の保証料が返ってきます。「借り換えでかかる諸費用」に「返ってくる保証料」を差し引き、借り換えにかかるトータルコストを見積もるようにしましょう。

<住宅ローン借り換えにかかる諸費用>
※三井住友信託銀行でローン残高2000万円を返済期間20年で借り換えた場合の諸費用例
(2018年12月18日現在の公式HPデータを元に作成)

ローン保証料 約33万円
ローン事務手数料 約3万2000円(消費税込)
印紙代 約2万円
司法書士報酬費 約5万円
抵当権設定(登録免許税)費用 約8万円
抵当権抹消費用 約1万5000円
合計 約52万7000円

諸費用のうち、もっとも大きな金額を占めるローン保証料は、ローンの借入金額と返済期間で決まります。

借り換えによって多額・長期のローンを組むことはリスクも高いため、できる限り手持ちの資金を充てて借入金額を減らし、返済期間を短くして、ローン保証料を安くするのがおすすめです。

借り換えをする目的を明確にしておくことも大切

多くの人が住宅ローンの借り換えをする目的は、「金利を低くして利息軽減効果を得たい」「固定金利にして金利上昇リスクを抑えたい」といういずれかに分けられます。

前者はお得感、そして後者は安心感を求めるもので、人によって借り換えに期待する目的が異なることもわかりますよね。

利息削減効果を得たい人は借り換え元と借り換え先の金利差をチェックしましょう。

0.5%~1%程度の金利差があれば、借り換えによる利息削減メリットを得られる可能性が高いです。また金利の上昇リスクが不安な人は、全期間固定金利に借り換えれば、金利上昇リスクを抑えつつ返済計画の見通しも立てやすくなります。

教育資金の支払いが重くなる時期のローン返済が不安な人は、期間選択タイプで10年~15年の固定金利型を選べば、教育資金と住宅ローン支払いで家計が赤字になるリスクを防げます。

このように家族の将来や家計とのバランスをふまえ、借り換えの目的を明確にしておくことも大切です。

【2019年7月】住宅ローン借り換え金利ランキング

前の章では諸費用を含めたトータルコストで比較することが大切とお伝えしましたが、とはいえ金利差が極端に大きいと諸費用の違いは微々たるものです。

ここでは住宅ローンの借り換え金利ランキングを紹介しますので、金利の低い住宅ローンから絞り込んでいきましょう。

変動金利ランキング(借換)

住信SBIネット銀行
「全疾病保証」が0円!
変動金利 0.418%

2019年7月適用金利

借り換え金利

SBIマネープラザ
2位 SBIマネープラザ
全疾病保証が金利の上乗せなし!
変動金利 0.428%

2019年7月適用金利

じぶん銀行
低金利 &「がん50%団信」「全疾病保障」が0円で付帯!
変動金利 0.457%

2019年7月適用金利

au住宅ローン
がんと診断されたら、住宅ローン残高が半分に!
変動金利 0.457%

2019年7月適用金利

横浜銀行
4位 横浜銀行
変動金利 0.470%

2019年7月適用金利

融資手数料型の金利

当初固定10年ランキング(借換)

じぶん銀行
低金利 &「がん50%団信」「全疾病保障」が0円で付帯!
当初固定10年 0.590%

2019年7月適用金利

三菱UFJ銀行
7大疾病保障なら、がん確定で残高が0円に!
当初固定10年 0.590%

2019年7月適用金利

au住宅ローン
がんと診断されたら、住宅ローン残高が半分に!
当初固定10年 0.590%

2019年7月適用金利

三菱UFJ信託銀行
1位 三菱UFJ信託銀行
当初固定10年 0.590%

2019年7月適用金利

横浜銀行
2位 横浜銀行
当初固定10年 0.595%

2019年7月適用金利

融資手数料型の金利

全期間固定35年ランキング(借換)

みずほ銀行
契約まで来店不要!
全期間固定35年 1.115%

2019年7月適用金利

新生銀行
諸費用が安く、借り換えにおすすめ!
全期間固定35年 1.300%

2019年7月適用金利

静岡銀行
全期間固定35年 1.350%

2019年7月適用金利

住宅新時代

住信SBIネット銀行
「全疾病保証」が0円!
全期間固定35年 1.370%

2019年7月適用金利

SBIマネープラザ
5位 SBIマネープラザ
全疾病保証が金利の上乗せなし!
全期間固定35年 1.380%

2019年7月適用金利

フラット35ランキング(借換)

住信SBIネット銀行
「全疾病保証」が0円!
フラット35(融資率9割以下、21〜35年) 1.050%

2019年7月適用金利

保証型の場合

ARUHI
2位 ARUHI
7月はARUHIスーパーフラット史上、最低金利!
フラット35(ARUHIスーパーフラット) 1.130%

2019年7月適用金利

一般団信加入、融資比率10割以下、借り換えの金利

SBIマネープラザ
3位 SBIマネープラザ
全疾病保証が金利の上乗せなし!
フラット35(融資率9割以下、21〜35年) 1.180%

2019年7月適用金利

イオン銀行
イオングループでのお買い物が5%オフ!
フラット35(融資率9割以下、21〜35年) 1.180%

2019年7月適用金利

楽天銀行
低金利 &諸費用が安い!
フラット35(融資率9割以下、21〜35年) 1.180%

2019年7月適用金利

住宅ローンの金利比較一覧(借り換え)

※銀行名をクリックすると詳細ページにジャンプします

銀行名 金利 融資事務手数料 保証料 審査期間
オススメじぶん銀行 変動 0.457%

2019年7月適用金利

借入金額×2.16% 無料 2週間程度
当初10年固定 最低金利0.59%

2019年7月適用金利

35年固定 1.68%

2019年7月適用金利

住信SBIネット銀行 変動 最低金利0.418%

2019年7月適用金利

借り換え金利

借入金額×2.16% 無料 1週間程度
当初10年固定 0.65%

2019年7月適用金利

35年固定 1.37%

2019年7月適用金利

SBIマネープラザ 変動 0.428%

2019年7月適用金利

借入金額×2.16% 無料 6週間程度
当初10年固定 0.66%

2019年7月適用金利

35年固定 1.38%

2019年7月適用金利

新生銀行 変動 0.45%

2019年7月適用金利

108,000円 無料 2週間程度
当初10年固定 0.8%

2019年7月適用金利

35年固定 1.3%

2019年7月適用金利

みずほ銀行 変動 0.525%

2019年7月適用金利

借入金額×2.16% 無料
当初10年固定 0.6%

2019年7月適用金利

35年固定 最低金利1.115%

2019年7月適用金利

ソニー銀行 変動 0.507%

2019年7月適用金利、変動セレクト、借り換え/新規購入で自己資金10%未満

住宅ローン43,200円、変動セレクト住宅ローン借入金額×2.16% 無料 4週間程度
当初10年固定 0.63%

2019年7月適用金利、固定セレクト、借り換え/新規購入で自己資金10%未満

35年固定 1.43%

2019年7月適用金利、住宅ローン、借り換え/新規購入で自己資金10%未満

イオン銀行 変動 0.47%

2019年7月適用金利

定額型:108,000円 定率型:借入金額×2.16% 無料 2~3週間程度
当初10年固定 0.69%

2019年7月適用金利

35年固定
三菱UFJ銀行 変動 0.525%

2019年7月適用金利

32,400円 一括前払い型と利息組込み型により変動 4週間程度
当初10年固定 最低金利0.59%

2019年7月適用金利

35年固定 1.49%

2019年7月適用金利

楽天銀行 変動 0.527%

2019年7月適用金利

324,000円 無料 2週間程度
当初10年固定 0.939%

2019年7月適用金利

35年固定
au住宅ローン 変動 0.457%

2019年7月適用金利

借入金額×2.16% 無料 4週間程度
当初10年固定 最低金利0.59%

2019年7月適用金利

35年固定 1.68%

2019年7月適用金利

三井住友銀行 変動 0.625%

2019年7月適用金利

32,400円(消費税込) 100万円あたり10,195円(元金均等返済15年)~ 1ヶ月~1ヶ月半
当初10年固定 1.0%

2019年7月適用金利

35年固定 1.39%

2019年7月適用金利

三井住友信託銀行 変動 0.475%

2019年7月適用金利

借入金額×2.16% 32,400円 1ヶ月半~2ヶ月
当初10年固定 0.6%

2019年7月適用金利

35年固定
東京スター銀行 変動 0.75%

2019年7月適用金利

借入金額×2.16% 無料 1ヶ月
当初10年固定 0.7%

2019年7月適用金利

35年固定

住宅ローンの借り換えでお得になるかどうかの判断ポイント

住宅ローンの借り換えでお得になるポイント

住宅ローンの借り換えについて気になるのは「実際に自分が借り換えをする場合、お得になるの?」ということですよね。

借り換えでお得になるかどうかを判断するためのポイントは、下記の3つのどれかに該当していることが重要です。

  • 返済残高が1,000万円以上残っている
  • 現在の借り入れ先と、新しい借り入れ先の金利差が1%以上ある
  • 返済期間が10年以上残っている

それぞれ具体的に見ていきましょう。 

住宅ローンの返済残高が1,000万円以上残っている

1つめの判断ポイントは、住宅ローンの返済残高が1,000万円以上残っているということです。

借り換えでお得になる理由は、金利差の分だけ利息負担額が少なくなるためですが、返済残高が1,000万円未満の場合、多少金利が変わったくらいではお得にならない場合があるのです。

1,000万円未満だと、全然メリットがないの??
ローン残高によって、どれくらいメリット額の違いがあるのかをグラフで見てみましょう!

返済残高が多いほど、借り換えメリットが大きくなる

残高が多いほど借り換えのメリット額が大きくなることが分かりますね。1,000万円未満の場合でも金利差によってはメリットを受けられるケースもありますが、今回の例では数万円ほどしかお得になりません。

借り換えには非常に手間がかかるため、この数万円のために多大な労力をかけるのは正直おすすめできません。

また借り換えには諸費用が必要になるため、借り換えで得られるメリットよりも諸費用の方が大きくなってしまい、借り換えたことで損をしてしまう場合もあります

1,000万円は目安ではありますが、借り換えでメリットを得るためにはある程度の借り入れ残高が残っていないと効果が出ないという事は認識しておきましょう

もしローン残高が数百万円ほどの場合は、コストを掛けずに利用できる繰り上げ返済も検討してみましょう。

現在の借入先と、新しい借入先との金利差が1%以上ある

2つめの判断ポイントは、現在の借入先と新しい借入先との金利差が1%以上あるということです。

借り換え先との金利差が1%に満たない場合、「借り換えによる利息軽減額 < 借り換えに必要な諸費用」になってしまい、手間をかけた割にはお得にならなかったという事が起こりえます

下記は金利差によって、借り換えメリットがどれくらい違うのかを表したグラフです。

金利差が大きいほど、借り換えメリットが大きくなることを示したグラフ

グラフの左端の縦棒を見ると、金利2%→1.5%への借り換えでは14万円ほどの違いしかありません。

それに対して右端の0.5%への借り換えの場合では、132万円もお得になっています。

借り換え時の金利差が大きければ大きいほど、借り換えのメリットが大きくなります。

借り換え前よりも負担金額を減らすためには、今よりも1%以上低い金利で借り換えるということがポイントです。

返済期間が10年以上残っている

返済期間があと10年以上は残っているということもポイントの1つです。

住宅ローンの借り換えのメリットは、低い金利に変更することで利息の負担を減らすことにありますが、返済期間が短ければ短いほどメリットは少なくなります

ですので、ある程度の返済期間が残っていないと、金利が多少低くなったとしても返済額に大きなメリットは得られないのです。

この軽減効果を得られる年数の目安が、返済期間が10年以上ということですね。

こちらもイメージしやすいように、グラフで見てみましょう!

残年数が長いほど借り換えメリットが大きくなることを示したグラフ

残年数が短いと、借り換えで損をする場合もあるんだね……。
あと数年で完済予定の場合は、借り換えるよりも「お金を貯めて一括返済する」「繰り上げ返済を利用する」等がおすすめです。

住宅ローンの借り換えで得られるメリット

住宅ローンの借り換えといえば、金利を低くして返済負担を軽減することばかり注目されています。

しかし借り換えによるメリットは、単に負担軽減でお得になることばかりではありません。

長期に渡って家計に大きく影響する住宅ローンの内容を適切なものに見直し、将来のリスクに備えられることも、借り換えのメリットなのです

ここでは返済負担を軽減も含めて、借り換えのメリットを詳しく説明していきます。
住宅ローン借り換えのメリット
低金利の住宅ローンへの借り換えで、返済負担を軽減できる
固定金利への借り換えで、金利上昇リスクに備えられる
借り換えで住宅ローンを見直すと、将来の資金計画が立てやすくなる


    低金利の住宅ローンへの借り換えで、返済負担を軽減できる

    住宅ローンの借り換えで低金利な住宅ローンにすれば、利息軽減効果により、住宅ローンの返済総額を減らすことができます。マイナス金利の影響、そして各金融機関間の競争が激化している今こそ、低金利の住宅ローンを検討するチャンスでしょう。

    ただし金利が低いからといってローンの期間を延ばしたり借入金額を上限いっぱいにしたりすると、今後のライフプランに影響します。

    借り換えで金利を低くし、お得になった分ローン期間を短くしつつ、賢く早く返済できるようにしましょう。

    固定金利への借り換えで、金利上昇のリスクに備えられる

    安さにつられて変動金利で借りたけど、金利が上昇しそうで不安……。
    固定金利に借り換えることで、金利上昇に備えられます!

    金利の上昇時期を予測することはできませんが、ローンの期間を短くしたり、金利タイプを変更したりしてリスク対策を取ることは誰にでもできます

    幸い今は固定金利でも非常に低い水準で金利が設定されており、固定金利への借り換えがしやすい時期です。多少返済額が上がっても、リスク軽減効果はそれ以上にあるはずです。

    金利上昇に不安がある場合は、全期間固定金利や、10年~20年などの固定金利を選び、返済計画を見直しましょう

    借り換えで住宅ローンを見直すと、将来の資金計画が立てやすくなる

    住宅ローンを初めて借り入れたときはわからないことだらけで、返済期間や金利タイプの選択など、あまり深く考えずにローン契約したという人も多いでしょう。

    たしかに不動産屋さんに言われるままに、契約したかも……。
    住宅を購入した後だからこそ冷静に考えて、より良い住宅ローンに見直すチャンスなんです!

    実際にマイホームへ引っ越し、ローン返済を開始すると、今後の返済や家族の将来についてじっくりと考える余裕も出てきますよね。落ち着いてきた今だからこそしっかりと考えて、ご自身の状況に合った最適な住宅ローンに借り換えすれば、将来の資金計画も立てやすくなります
     
    住宅ローンの借り換えには、単純に金利を下げるだけではなく、ローンの内容を適正化し、将来の資金計画がより立てやすくなるというメリットもあるのです。

    住宅ローン借り換えの落とし穴。4つのデメリットを確認しておこう

    住宅ローン借り換えのデメリット

    ここまで住宅ローンを借り換えることによるメリットを解説してきましたが、借り換えにはデメリットも存在しています。

    借り換えをした後で「借り換えしなければ良かった……」とならないためにも、借り換え前にデメリットについて知っておきましょう。

    住宅ローンの借り換えのデメリットは、

    • 借り換えをすること自体に手間がかかる
    • 借り換えには30万~100万円ほどの諸費用が必要
    • 金利タイプ変更によるリスクもある
    • 現在の借り入れ先への借り換えはできない

    それぞれ解説していきます。

    借り換えをすること自体に手間がかかる

    住宅ローンの借り換えをするためには、契約の手続きや書類の準備などの手間がかかります

    借り換えをするということは、新しく住宅ローンを契約するということなので審査や契約などの手続きをする必要があるのです。

    初めて住宅ローンを借り入れした時のような一連の流れを、もう一度行うようなイメージですね。

    また、住宅ローンの引き落とし先の銀行口座の変更が必要なので、勤務先での給与振込口座の変更手続きなども必要となります。

    住宅ローンを借り換えることでお得になるメリットはありますが、借り換えとは手間がかかるものということは認識しておきましょう

    借り換えには30万~100万円ほどの諸費用・手数料が必要

    住宅ローンの借り換えをする場合には、30万~100万円ほどの諸費用・手数料が必要になるというデメリットがあります

    初めて住宅ローンを借り入れした時には、諸費用を支払われたかと思います。
    借り換えをするということは新しく住宅ローンを借りるということなので、改めて諸費用が必要になるのです。

    具体的な金額は金融機関によって異なりますが、大まかには下記の費用が必要です。

    <住宅ローンの借り換えに必要な諸費用・手数料>

    項目 必要な費用
    融資事務手数料 ・ネット銀行では「借り換え金額×2.16%」
    ・大手銀行では「約3万円」
    保証料 ・ネット銀行の多くは「保証料0円」
    ・大手銀行では「借入額100万円あたり15,000円~30,000円ほど」
    印紙税 約2万円
    抵当権の抹消費用 約2万円
    抵当権の登記費用 借り入れ金額×0.4%
    司法書士への報酬 約5万円
    借り入れに必要な諸費用・手数料の合計金額は30万~100万ほどなので、まとまった費用が必要になるという事を認識しておきましょう

    また金利の低い住宅ローンの借り換えた場合でも、諸費用を含めた支払総額では割高になってしまう場合もあるため注意しましょう。

    金利タイプ変更によるリスクもある

    固定金利から変動金利に借り換えた場合、将来的に金利が上昇すると返済負担が大きくなってしまうリスクがあります

    借り換え当初の返済計画とズレが出てしまうことによって、家計を圧迫してしまう可能性があるということですね。

    変動金利への借り換えはメリットばかりではありません。
    将来的な金利上昇に備えるためにも、毎月返済額の25%を貯蓄しておきましょう

    金利差による住宅ローンのメリットは魅力的ですが、将来的に金利が上昇する可能性もあるということは認識しておきましょう。

    また変動金利のリスクに備えるポイントについては、下記の記事で詳しく解説しています。

    関連記事住宅ローンの変動金利は怖くない!リスクを抑えてメリットを活かす賢い使い方

    現在の借り入れ先への借り換えはできない

    一般的に、現在借り入れしている金融機関が扱う「別のローン商品」への借り換えはできません
    借り換え先を選択する際には、現在の金融機関とは異なる金融機関から選ぶ必要があります。

    例えば、現在は住信SBIネット銀行の変動金利で借り入れしているとして、そこから同じ住信SBIネット銀行の10年固定金利への借り換えはできないという事ですね。

    また金融機関の商品からフラット35への変更をする場合も「借り換え」という扱いになり、この変更が可能かどうかは金融機関によって異なります。
    それぞれの金融機関の対応状況は下記の表の通りです。

    フラット35からの借り換え フラット35への借り換え
    みずほ銀行
    三菱UFJ銀行 フラット35の取扱なし
    三井住友銀行 ×
    楽天銀行
    住信SBI銀行
    じぶん銀行 フラット35の取扱なし
    ソニー銀行 フラット35の取扱なし
    新生銀行 フラット35の取扱なし
    イオン銀行

    借り換えの審査は厳しい!審査条件もふまえて借り換え先を選ぼう

    多くの金融機関では、新規の借り入れより借り換えのほうが審査条件は厳しくなります

    その理由は、新規借り入れ時と違い、借り換え時点では多くの物件の担保価値が下落しているからです。よく「住宅は買った瞬間からどんどん価値が下がっていく」といいますが、そのとおりですね。資産価値は簡単に下がるものなのです

    住宅ローンの審査は「物件に対する評価」と「人に対する評価」の二軸で行われますが、借り換え時点では物件評価が低くなっており、その時点のローン残高に見合っていません。そのため物件評価を従来の審査基準で行うと融資が通りにくくなります。

    でも金融機関は金利を引き下げて競争しているくらいだから、本当はできるだけ融資をして顧客を増やしたいんじゃないの??
    そこで金融機関は、物件に対する審査を緩くして、反対に人に対する評価を厳しくすることで審査のバランスをとっているのです

    住宅ローンで人に対する評価で気を付けたいのが、勤続年数、年収、健康状態、そして住宅ローンも含めた個人の借り入れ状況です。審査基準は金融機関によって異なりますが、特に個人事業主や中小企業の経営者の方は注意しましょう

    このような職業の方は、たとえ年収が高くても一般的な企業勤務の会社員と比べると審査が厳しくなる傾向があります。借り換えだとなおのこと、職業による収入の不安定さを見られるケースがあるので気をつけてください。

    職業が審査に影響しないローンとしてフラット35がありますが、フラット35は住宅金融支援機構の基準を満たす物件でないと借り換えできないため、注意しておきましょう。

    ご自身の状況を踏まえ、借り換え可能な金融機関を探しつつ比較するようにしてくださいね。

    借り換えに向いている低金利住宅ローンのおすすめ

    住宅ローンの借り換えを考える際は金利だけでなく、諸費用や審査基準、金利タイプをどうするかといったポイントも大切だということをお話しました。

    ここからは今までのポイントを踏まえた上で、おすすめの低金利住宅ローンをご紹介しましょう。

    <金利タイプ別の住宅ローンのおすすめ>

    金利タイプ おすすめローン
    変動金利 じぶん銀行「全期間金利引き下げプラン 変動金利」​
    りそな銀行「web申込限定プラン りそな借り換えローン
    10年固定 イオン銀行「住宅ローン 当初10年固定特別金利プラン
    みずほ銀行「みずほネット借り換え住宅ローン(全期間重視プラン・固定10年)
    全期間固定 住信SBIネット銀行 「フラット35(保証型)
    ARUHI 「スーパーフラット借換
    三井住友信託銀行「住宅ローン リレープランフレックス(30年固定)

    ※住宅ローンの借り換えを前提としたローンをご紹介しています。

    変動金利のおすすめ住宅ローン(借り換え)

    住宅ローンの金利タイプでもっとも金利が低いのは変動金利です。

    各金融機関の競争も激しく、広告やネットで一番よく目にする金利タイプです。

    ただ上述のとおり、金利だけを考えて借り換えするのは危険です

    変動金利を選ぶときは金利上昇リスクを見越して、できるだけ返済期間を短くすること借入金額を小さくすることを前提に借り換えをすれば、変動金利の魅力である低金利を思う存分享受できるでしょう

    じぶん銀行「全期間金利引き下げプラン 変動金利」​

    じぶん銀行
    適用金利
    変動金利
    0.457%

    2019年7月適用金利

    当初10年固定
    0.590%

    2019年7月適用金利

    当初20年固定
    1.293%

    2019年7月適用金利

    全固定35年
    2.220%

    2019年7月適用金利

    保証料 事務手数料 審査期間
    無料 借入金額×2.16% 2週間程度
    返済方法 来店 繰上げ返済手数料
    元利均等返済/元金均等返済 不要 無料
    固定期間 借入可能額 対応地域
    2~35年 500万円~1億円 全国

    三菱UFJ銀行とKDDIの共同出資の住宅ローンの安心感!手厚い保証がついて低金利で提供。また、申込みから契約までネットで完結が可能!契約書の捺印は一切不要です。

    公式サイトはこちら

    特徴

    三菱UFJ銀行とauで有名なKDDIが共同で立ち上げたのが「じぶん銀行」です。ネット銀行なので、審査の申込みから契約までをネット主体で進めていけるのが大きな特徴です。

    団信の種類が5つあり、所定のがんと診断されたら住宅ローンの残債が50%保障される「がん50%保障団信」や、健康状態に不安がある人向けの「ワイド団信(0.3%金利上乗せあり)」なども取り扱っています。

    「がん50%保障団信」「全疾病保障」の両方を、金利上乗せなしで利用できる数少ない住宅ローンです!

    お申し込みはこちら

    りそな銀行「web申込限定プラン りそな借り換えローン」

    変動金利 年0.429%

    2019年7月適用金利

    融資手数料型の金利

    特徴

    関西を拠点にするりそな銀行では、web申込で金利を大きく引き下げできる人気の借り換えプランを提供しています。

    病気やケガで所定の状態になった場合でも保障される「団信革命」という魅力的な団信がある(※ローン金利に年0.3%上乗せ必要)のも大きな魅力です。

    web申込後に、りそな銀行のローンプラザで対面相談できるのがうれしいポイントですね。

    ただし注意点として、ローンプラザの場所が関東と関西地方に偏っているため、お住いの地域によっては対面相談を利用できない可能性があります。店舗の所在を事前に確認しておきましょう。

    10年固定金利のおすすめ住宅ローン(借り換え)

    当初10年間の金利を約束する10年固定金利は、固定期間終了後に金利が上がる可能性もあります。

    固定期間終了後に金利が上がるリスクを恐れる人が多く、難しい金利タイプと見られがちなのですが、10年もの間1%以下の金利が約束される点は大きな魅力です

    借り換えする人であればなおさら、残りのローン期間は短くなっているはずなので、期間に対する金利のお得度は高いといえます。

    上手に活用すれば「借り換えによるお得感」と「固定金利の安心感」、それぞれのメリットをバランスよく得られます。

    イオン銀行「住宅ローン 当初10年固定特別金利プラン」

    イオン銀行
    適用金利
    変動金利
    0.470%

    2019年7月適用金利

    当初10年固定
    0.690%

    2019年7月適用金利

    保証料 事務手数料 審査期間
    無料 定額型:108,000円定率型:借入金額×2.16% 2~3週間程度
    返済方法 来店 繰上げ返済手数料
    元利均等返済 不要 無料
    固定期間 借入可能額 対応地域
    2~10年 200万円~1億円 全国

    公式サイトはこちら

    特徴

    ショッピングモールのイオンで有名なイオン銀行は、イオンの店舗でローン相談ができるのが大きな特徴です。

    通常、金融機関の営業日は平日のみですが、イオン銀行であれば土日祝日や夜間も営業しています。

    買い物ついでに相談したり、仕事帰りにさっと立ち寄れたりできるので、忙しい人にとってありがたいですよね。

    イオン銀行の10年固定金利は、固定期間終了後の金利割引幅が大きいことも魅力のひとつで、固定期間終了後の金利上昇リスクを抑えることができます。

    お申し込みはこちら

    みずほ銀行「みずほネット借り換え住宅ローン(全期間重視プラン・固定10年)」

    みずほ銀行
    適用金利
    変動金利
    0.525%

    2019年7月適用金利

    当初10年固定
    0.600%

    2019年7月適用金利

    当初20年固定
    1.050%

    2019年7月適用金利

    全固定25年
    1.085%

    2019年7月適用金利

    全固定35年
    1.115%

    2019年7月適用金利

    保証料 事務手数料 審査期間
    返済方法 来店 繰上げ返済手数料
    -
    固定期間 借入可能額 対応地域
    2~35年

    特徴

    いわずとしれたメガバンク、みずほ銀行でもネット系住宅ローンを取り扱っており、金利の低さは業界最低水準です

    固定期間終了後も続く金利の割引幅が大きく、イオン銀行と同様に固定期間終了後のリスクを抑えられます。

    ネット系なので、数あるみずほ銀行の店舗で相談ができないのは残念ですが、ライフイベントの変化に応じて返済額を増減できる「ライフステージ応援プラン」や、安価な保険料で付帯できる8大疾病の保障プランなど、魅力的なオプションやサービスの充実はさすがメガバンクだといえますね。 

    お申し込みはこちら

    全期間固定金利のおすすめ住宅ローン(借り換え)

    その名のとおり、ローン期間中金利の変わらない金利タイプが全期間固定金利です

    現在変動金利や期間選択型の住宅ローンに加入している人は、全期間固定金利に借り換えすれば大きな安心感を得られるうえ、家計全体の資金計画を立てやすくなります。

    現在の全期間固定金利の金利は約1%台で、変動金利や10年固定金利との金利差はかなり縮まっています。

    全期間固定金利に借り換えるなら、今がベストタイミングといえますね。

    住信SBIネット銀行「フラット35(保証型)」

    住信SBIネット銀行のフラット35には「買取型」と「保証型」の2種類があります。

    買取型は従来のフラット35ですが、保証型はより低い金利で借り入れられるローンです。

    フラット35(保証型) 年1.05%

    2019年7月適用金利

    団信加入

    さらに、すべてのけが・病気に対する全疾病保障が0円で付帯されるため、長期に渡る返済期間の中で働けなくなった場合などにも備えられます。

    金利の低さ・安定感のある固定金利・全疾病保障という3つのメリットによって、完済まで安心して返済できるローンを利用したいという方におすすめです

    お申し込みはこちら

    ARUHI 「スーパーフラット借換」

    長期固定金利で有名なフラット35は、借り換えにも利用することができます。

    スーパーフラット借換 年1.13%

    2019年7月適用金利

    一般団信加入、融資比率10割以下、借り換えの金利

    「スーパーフラット借換」は新規借り入れ時のフラット35よりも低金利、web申込すれば融資手数料が割引される「ARUHIダイレクト」も利用できるため、金利と諸費用の両方を抑えた借り換えが可能な内容になっています。

    またフラット35を取り扱っている金融機関の中でも取扱実績が豊富なARUHIは、対面相談やビデオチャット相談もでき、団信の種類も複数あるのでおすすめです。

    ただしフラット35への借り換えは、対象の住宅が住宅金融支援機構の定める独自基準に適合する住宅でなければいけません

    適合条件はありますが、条件に適合する住宅=住宅の質が良いということなので、住宅を資産として持つ安心感を高めることができます。

    お申し込みはこちら

    三井住友信託銀行「住宅ローン リレープランフレックス(30年固定)」

    金利 年1.05%

    融資手数料型/固定期間30年の場合

    特徴

    三井住友グループの信託銀行最大手「三井住友信託銀行」の住宅ローンは、豊富な金利プランに充実したサービスと、金利の低さのバランスが優れています。

    借り換えにも利用できる「リレープランフレックス」は、固定期間の長さ(2年~30年)に応じて金利が設定されており、20年や30年といった長期であっても低金利なので非常にお得です

    固定期間は30年までですが、そもそも住宅ローンの借り換えで35年など長期間借りるのは老後資金の面から見てもとてもリスクが高い行為なので、30年以内の利用でまったく問題ないでしょう。

    住信SBIネット銀行やNISA口座の開設により、金利が最大0.03%引き下げられる「家計応援プラン」や、団信に付帯できる8大疾病保障特約なども魅力です。

    お申し込みはこちら

    まとめ

    住宅ローンの借り換えは、ポイントを抑えて賢く見直せば、今よりもっとお得で安心感のある内容に変えることができます。

    ご紹介したポイントを参考に住宅ローンの内容(金利や金利タイプ、返済期間など)を今一度見直した上で、家族の将来に最適な住宅ローンに借り換えてくださいね。

    執筆者情報

    京都FP事務所

    京都FP事務所 ファイナンシャル・プランナー

    当サイトの執筆を担当している「京都FP事務所」と申します。専門用語ばかりにならないよう、「わかりやすく行動しやすい」執筆を心がけています。ぜひ参考にしてみてください。

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