住宅ローンが残高不足で滞納に!滞納後の流れと防ぐためのポイント

住宅ローン残高不足
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住宅ローンの返済を行っている際に、つい残高不足となってしまい口座から返済額が落ちなかったというケースがあります。

このような場合、「1回分くらい大丈夫だろう」と思っていると油断して繰り返してしまう場合もあるのです。
万が一、残高不足に陥った場合、様々な心配も浮かんでくるでしょう。

  • 住宅ローンを一度でも滞納するとどうなるか不安…。
  • 残高不足で滞納しても対処できる方法はあるのか?
  • 残高不足になりそうなので、滞納を防ぐポイントを知りたい。

住宅ローンを滞納しないためにも、滞納するとどうなってしまうのか、そして対処・予防方法について、ご紹介していきます。

住宅ローンを残高不足で滞納するとどうなる?

住宅ローンを返済する銀行口座の残高不足で滞納してしまうケースはよくあります。

もしそうなってしまった場合、どのような事態が起きてしまうのでしょうか?
まずは残高不足による滞納時の対処方法やそのまま滞納し続けた場合についてご紹介していきます。

入金し忘れ…対処してもらえる?

銀行口座に入金し忘れて残高不足となった場合、まずは住宅ローンを借り入れている金融機関へ連絡してください。

入金し忘れていたことを伝えれば、金融機関から返済の指示や返済期限を提案してくれます。
その指示通りに返済すれば特に問題はありません。

ただし、滞納した期間分の遅延損害金を払う必要があるので注意しましょう。

入金し忘れたことをすぐに気が付ければ金融機関から電話での連絡はありませんが、だいたいは金融機関から未返済だと連絡がくることで気付くことも多いです。

入金し忘れを回避するのであれば、住宅ローンの引き落としと給料の振込口座は一緒だと良いでしょう。

毎月返済日までにしっかり入金ができれば問題ありませんが、給料の入る口座と住宅ローンの引き落としが同じ口座だと入金の手間を省くことができます。

さらに光熱費や水道代、通信費、保険、クレジットカードといった引き落としも一緒にしておくと、お金の管理もしやすくなるでしょう。

そのまま滞納してしまった場合

未返済の状態のまま滞納してしまうと、具体的にどのようなトラブルが発生するのでしょうか?滞納してしまった場合に発生することをご紹介していきます。

  • 催告書が届く
    滞納した期間が3ヶ月経過する保証会社が代位弁済で金融会社に返済してくれます。
    それと同時に住宅ローンの催告書が届くでしょう。
    この催告書は指定期間内に滞納分を返済すると、法的手段で解決するという警告です。
  • 金融事故が残る
    滞納や延滞などの情報は個人信用情報に記載されてしまいます。
    これは金融事故という扱いになるため、今後の融資を受ける際の審査では不利になる可能性が高まるでしょう。

    滞納状況によって異なりますが、解消してから数年は金融事故の情報が消えないので注意が必要です。

    滞納期間だけでなく、滞納した回数も多いとブラックリストに入ってしまい、ますます融資を受けたい時に不利な状況になるでしょう。
  • 優遇金利が解除される
    金融機関によっては滞納すると優遇金利の適用がなくなる可能性があります。
    優遇金利を解除されると返済総額が上がり、さらに滞納期間分の遅延損害金も発生するので避けるようにしましょう。
    滞納の対応に関しては契約に記載されているので、しっかり確認した上で契約してください。

代位弁済(だいいべんさい)とは?

残高不足で滞納が長期間続いた場合、保証会社が金融機関に返済してくれることを代位弁済と呼びます。

返済できない住宅ローンの債務者にはありがたいと思ってしまうかもしれませんが、これは保険会社が代理で返済してくれているだけです。
返済してもらった分は保証会社に支払う必要があります。

代位弁済になると次のことが起きてしまいます。

  • 不動産競売にかけられる
    保証会社への返済を無視していると、担保にしている不動産を競売にかけられてしまいます。

    自分の意思とは関係なく生活する場所や財産を失ってしまうでしょう。
    資産価値のない家だと競売にかけても住宅ローンが完済されない場合もあります。
  • 多重債務で状況悪化
    競売の阻止や競売でも残ったローンを返済するために、消費者金融で新たに借金をする人もいます。
    しかし、多重債務は状況を悪化させるだけで、住宅ローンの返済が再び滞ったり、生活の質が落ちたりする可能性が高いです。
  • 任意売却を検討しなければならない
    競売を阻止する方法として任意売却という手段もあります。
    競売よりも有利な条件ですが、結局不動産を明け渡すこと手段も検討する事態となるでしょう。

滞納について起こる事について詳しく知りたい際は「住宅ローンを滞納すると起こる5つのこと~解決策と事前の対策~

住宅ローンが支払えなくなるかもしれない…そんな時の対処方法

住宅ローンの返済をしている人の中には、残高不足になる状況をあらかじめ把握している人もいるでしょう。

例えば、近々会社が倒産する可能性がある、リストラを受ける、給料の遅配などの事態に陥れば、今後の返済も見通しがつかなくなり長期滞納の原因となります。

返済のためといって消費者金融を頼ってしまうと、かえって状況が悪化してしまうので、正しい対処が求められるでしょう。

この項目では住宅ローンの返済が困難になるかもしれない方に向けて、対処方法をご紹介していきます。

支払えなくなる前に金融機関へ相談を

返済ができないかもしれないと分かったら、まずは借入先の金融機関へ相談してみましょう。
金融機関に伝えないままでは返済の負担だけが大きくなり、どうにも対処ができなくなります。

お金を貸している金融機関としては全額返済が希望ですが、あらかじめ相談をすれば条件の再設定などで返済の負担を軽減する対処法を提案してくれるでしょう。

現状の状態にあった返済プランを組んでもらえれば、長期的な滞納を回避することができます。

しかし、この対処法は返済ができないと分かった時点の場合に有効です。
すでに返済ができず1ヶ月以上滞納をしていれば事故扱いとなってしまいます。

また、3ヶ月以上の滞納は代位弁済となり、現金一括での返済もしくは担保の競売が必要です。
取り返しがつかない事態に陥る前に返済が厳しいを感じたら、まずは金融機関に相談しましょう。

任意売却

住宅ローンの返済ができない場合、対処法として任意売却の選択もあります。
どんなメリットがあるのか、注意点も一緒にご紹介します。

任意売買とは

任意売却とは競売へかけられる前に担保となる自宅や土地を売却し、住宅ローンの返済にあてる対処法です。

任意売却はただ家を売るのではなく、不動産が住宅ローンの債務者と債権者が仲介します。
そして、債権者の合意が得られれば住宅ローンの残高よりも不動産価値が低くても売却できる取引です。

任意売却のメリット

任意売却の場合は市場価格とほぼ同等な金額で売却できる可能性があり、引越し時期や家の明け渡し時期などに融通が利きやすくなります。

引越し代として余剰金が確保できる可能性もあり、さらに任意売却には費用の負担がないことも債務者にとっては大きなメリットでしょう。

注意点について

一般的に任意売却は滞納をしたケースに施行することが多いでしょう。
そうなると個人信用情報に事故履歴として残るので、その点を理解した上で実行してください。

また、滞納前でも任意売却はできますが、あらかじめ金融機関に相談しておくことが望ましいです。

任意売却をしても住宅ローンの残高が残るケースもあり、その場合の対処法を金融機関が提案してくれる可能性があるので、事前相談が好ましいと言えます。

競売

任意売却だけではなく、競売で対処することもできます。
しかし、それにもメリットやデメリット、注意点がるので見ていきましょう。

競売とは

3ヶ月から6ヶ月程返済を滞納すると、担保にかけている自宅や土地などの不動産は競売にかけられます。
これは裁判所が介入するため、債務者の意思に関わらず強制的に不動産を売らなくてはなりません。

メリット

任意売却と比べて手続きの手間がなく、悪徳業者へ売ってしまう事態を避けることができます。

デメリット

売却価格は任意売却と比べて低くなる傾向があり、引越し時期など融通が利かないことがデメリットです。
引越し代の要求もできないので、転居の負担も大きくなるでしょう。

落札までの期間も滞納扱いなので遅延損害金が発生し、明け渡し後も借金が残る可能性があります。

他にも新聞やネットに競売の情報として個人情報が掲載されるため、プライバシーの侵害が債務者やその家族に精神的苦痛を与えることもあるでしょう。

注意点

手続きに手間はありませんが、債権者との交渉は自ら行う必要があります。
知識がないと不利なので専門家に依頼するのが一般的ですが、その交渉も自分で行うので負担は大きいでしょう。

また、競売は取り下げができませんし、3ヶ月から6ヶ月で引き渡す必要があるので出来る限り避けたい方法です。

住宅ローンを払えなくなる前に「住宅ローン返済が苦しい…重荷を解消し破産しないためのポイント4つ」を参考にして下さい。

残高不足になる前に…住宅ローンを見直す

もしもリストラや会社の倒産、転職や給料削減などに遭い、住宅ローンの支払いに暗雲が立ち込めるような事態になってしまった場合はどうすればいいのでしょうか。

そうなることが予見できたら、住宅ローンが支払えなくなる前に住宅ローンの見直しを行っておくと、毎月の負担を軽減できる可能性があります。

住宅ローンの見直し・借り換えで負担を軽くする

住宅ローンを見直すには、まずローン返済予定表を確認することから始めましょう。

60歳時点でのローン残高を確認する際、固定金利の方は完済までが比較的簡単にわかりますが、変動金利や一定期間の間固定され定期的に変わる返済方法では借入先の銀行に試算を依頼しなければなりません。

試算依頼を出す際には、条件を自分から提示して算出してもらうとスムーズです。
なぜなら、変動金利の場合は金利がいつ大きく変動するか誰にも分からないので、銀行側が予想した結果と食い違いが発生した時に責任を持てないからです。

責任が持てないとなると銀行側も試算自体を断る可能性が高くなるため、やはり自分からどのような条件で計算するかを提示した方が良いのです。

また、依頼の際にも事前に電話などで担当者に目安を知りたいからと伝えておくことでよりスムーズに知ることができます。

そうして見直しを行った後、より軽い負担でローン返済を行えるプランを見つけることができた場合、借り換えという道も出てきます。

借り換えには手続きや手数料もかかるので、慎重に行う必要があるでしょう。

関連記事住宅ローンの変動金利は怖くない!リスクを抑えてメリットを活かす賢い使い方

関連記事住宅ローンの借り換えで返済負担を軽減しよう!得する条件・タイミングを解説

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余裕のある時に繰り上げ返済を行えば、負担も軽くなる

また、繰り上げ返済を事前に行っておくことで負担を軽くすることもできます。

繰り上げ返済とは

毎月支払う返済額とは別に前倒しで住宅ローンを返済する方法です。
繰り上げ返済の特徴は返済に利息が含まれず、すべて元金にあてられることでしょう。
元金が返済されるため利息が減り、返済の負担が軽減されます。

余裕があるうちに繰り上げ返済をすることも、将来の返済の負担を軽くするポイントです。
なお、繰り上げ返済には期間短期型と返済額軽減型の2種類があります。

期間短期型

毎月の返済額に変動はありません。
こちらは元金を先に返済するため、返済期間を縮小化することができます。
返済期間が短くなるので利息の軽減にもつながります。

返済額軽減型

こちらは全期間の元金返済を進めることで、返済期間を変えずに毎月の返済額を減らせる方法です。
子どもの進学や収入減少など将来の返済の負担が増えると予想される場合に効果的でしょう。

手数料

毎月の返済と同様に手数料に注意しましょう。

ネットでの手続きでは無料や少額の場合がありますが、少額でも何度も繰り返せば総額的に損をすることがあります。
また、店頭での手続きには1回に3万円ぐらいの手数料がかかる場合もあるでしょう。

金融機関によって手数料が異なるので、契約前に繰り上げ返済の手数料も確認してください。

計画的な返済を

負担が減るからと一度に多く返済すると逆に負担になるでしょう。

繰り上げ返済ばかりに集中すると、生活に必要や資金や将来の貯金がなくなってしまう可能性があります。

資金の底を突けばお金を借りるはめとなり、再び苦しい返済生活になりかねません。
毎月の返済と合わせて繰り上げ返済も計画性が重要です。

借入先の金融機関と金利交渉してみる

住宅ローンの金利交渉をするという手もありますが、早々成功するようなものではありません。

しかし借り換えの手続きなどを考えれば、こちらが成功した方が面倒な手続きや手数料などが省け、負担も軽くなる可能性があります。

金利交渉をする場合は、今の借入先とは別の銀行で借り換え試算をしてもらい、手数料なども含めた諸費用などがいくらくらいかかるのかを具体的に把握し、試算表をもらいましょう。

そしてそれを持って今の借り入れ先の銀行と金利交渉すると成功率が上がる可能性があります。
とくに、具体的な数字や条件を持っているとよりスムーズな交渉が行えるでしょう。

ただし、交渉の際には返済が苦しいなどのネガティブな言葉を出すのは不利どころか交渉が打ち切られる可能性すらある手です。

交渉に応じてくれる場合は、今後も返済を続けられるだろう優良な顧客であると見られている時だけですので、そういった面を出してしまうと交渉に応じてくれることは無くなるでしょう。

繰り上げ返済について詳しく知りたい際は「住宅ローンの繰り上げ返済のメリットとデメリットとは?」を参考にして下さい。

まとめ

残高不足でローンが支払えないという事態に陥る前に、しっかりと対策を取っておくことが重要です。

一番簡単な対策は繰り上げ返済ですが、手数料などに注意しておかなければかえって損をしてしまいますし、借り換えや金利交渉は多数の手間と手数料がかかってきます。

一番は無理のない返済プランを立てることですが、予測しきれない事態に遭遇しないとも限りません。
余裕がある時に、そういったトラブルにどう対処していくのかを考えるのが重要なのかもしれません。

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