住宅ローンとは?金融機関のサイトをスラスラ読むための基礎知識

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住宅ローンという言葉から住宅のためのローンだとわかるかもしれませんが、初めての人にとってはその中身はご存じないでしょう。

住宅ローン以外の自動車ローンや教育ローンは利用したことがあるかもしれません。しかし住宅ローンは他のローンとは異なる点がいくつかあります。

そこで今回は、これから住宅ローンを利用しようと考えている人向けに、他のローンとの違いを意識しながら、住宅ローンの基礎知識について解説していきます。

住宅ローンは住宅の建築費や購入費などのための借金

住宅ローンが初めての人にとっては、そもそも住宅ローンとはどのようなものかご存じないかもしれません。

住宅ローンは、住宅を建てるためや戸建て住宅やマンションを購入するため、つまり住宅取得のためのローンです。ローンには住宅ローン以外にも自動車ローンや教育費ローンなど様々な種類がありますが、これらと住宅ローンの違いがわかるよう解説していきます。

住宅ローンで借りた資金で使えるもの

住宅ローンの使用目的は、住宅の建築費や購入費用のための資金であることが原則です。住宅を購入する際には、建築費や購入費用以外にも登記費用や仲介手数料など様々な費用がかかります。

引越し費用も住宅取得に関係する費用と考える人もいらっしゃるでしょう。

住宅ローンの使用目的は、金融機関によって異なります。原則通りにしか使えない金融機関もあれば、引越し費用に使用してもいい金融機関もあります。諸費用を含めて借りたい人は、金融機関ごとの使用目的も確認しておきましょう。

住宅ローンと他のローンとの違い

住宅ローンの金利は、自動車ローンやクレジットカードの分割払い・キャッシングなど、他の借入よりも金利が低く設定されています。住宅は衣食住の一つで、生活する上で欠かせないためです。

借入先は民間の金融機関のほかに、フラット35という住宅ローン商品を取り扱う住宅金融支援機構があります。住宅金融支援機構はもともと政府金融機関である住宅金融公庫の仕事を引き継いだ会社です。

「住宅金融市場における安定的な資金供給を支援」することを目的としていますので、民間の金融機関では取り扱いが難しい商品も取り扱っています。

各種ローンの金利だけを比べて優越はつけにくいですが、参考の一例として、以下のような金利を設定している金融機関があります。

  • 自動車ローン 2.400%
  • 教育費ローン 2.200%
  • 住宅ローン  0.625%

いずれも返済期間中も金利が変動する変動金利型ですが、住宅ローンの金利が低いことがわかります。

関連記事住宅ローンの変動金利は怖くない!リスクを抑えてメリットを活かす賢い使い方

他に異なる点として、住宅ローンは30年以上の長期借り入れになることが挙げられます。返済期間中の家計の変化も考慮して借り入れなければなりませんし、金額も大きくなりますので、慎重に検討する必要があります。

▼ 住宅ローンと他のローンとの違い

  • 金利が低め
  • 金利タイプの種類が豊富
  • 住宅を担保にする
  • 諸費用で60万円ほどかかる
  • 借入期間が長くなる
  • 利息額が大きい
  • 借り換え用の金利が低い など

※諸費用は借入金額や金融機関によって異なります。

住宅ローンを利用する人にとって重要な言葉もありますので、他のローンとの違いに触れながら、住宅ローンの基本知識についてお伝えしていきます。

新規用と借り換え用がある

住宅ローンの商品には、新規用と借り換え用があります。両者を区別していない金融機関もあります。サイトで住宅ローンの商品を探す際には、新規用であることを確認してから商品の内容を読むようにしましょう。

なお金融機関によっては新規用よりも借り換え用の金利の方が低いことがあります。

住宅ローンの金利タイプの種類

金利タイプは、大きく分けて変動金利型と固定金利型があります。変動金利型は返済期間中に金利が変動し、固定金利型は返済期間中の金利は一定です。固定金利型は全期間固定金利型とも言います。

固定金利型は金利が変わりませんが、借入時の金利は変動金利型の方が低く設定されています。

また変動金利型に固定金利期間選択型(固定金利特約付き変動金利型ともいいます)の利用者も多くいます。例えば借入時に固定10年を選ぶと10年間は金利が変動せず、10年後に改めて変動金利型か固定金利期間選択型かを選びます。

固定金利期間選択型で選べる期間は金融機関によって異なりますが、2年、5年、10年、15年などあります。

そのほかに変動金利型と固定金利型の良いところを合わせた(悪いところを合わせたとも言えますが)、ミックス型などもあります。

変動金利については「変動金利の仕組みとは?リスクや今後の金利動向を解説」を固定金利については「住宅ローンで固定金利を選ぶ人は多いのか?固定金利の特徴や考え方を解説!」を参考にして下さい。

住宅ローンを扱っている金融機関

住宅ローンはほとんどの金融機関で扱っています。金融機関によって、金利や諸費用などが大きく異なるのも住宅ローンの特徴です。変動金利型や固定金利型などの金利タイプによっても金利は異なりますので、最初は分かりにくいかもしれません。

さらに金融機関によってキャンペーン期間を設け、金利を一時的に下げたり、諸費用を半額にしたりしますので、住宅を建築又は購入する時期に自ら調べないと正しい情報を得られない可能性があります。

住宅ローンを利用すると返済額が400万円増える?

住宅ローンが他のローンと異なる点として、商品の違いの他に、利用額の大きさがあります。住宅取得のため借入額が3,000万円、4,000万円と高額になります。

そこで3,000万円を借りた場合、住宅ローンを利用することで増える金額(利息額と諸費用)をシミュレーションし、住宅ローンの特徴をつかんでもらおうと思います。

▼ 借入金額3,000万円/返済期間35年/金利1.5%

借入金額 30,000,000円
利息額 8,579,007円
諸費用 474,000円
合計 39,053,007円

※楽天銀行の住宅ローンシミュレーションで試算

借入先の金融機関や選択する金利タイプにより金利は異なりますが、借入金額3,000万円に対して約850万円の利息を支払う必要があります。

また諸費用は金融機関によって異なりますが、60万円程度は見込んでいた方がいいでしょう。その他、住宅ローンに直接関係はありませんが、修繕積立金など住宅に係る費用や引越し費用も必要となります。

自身の借入条件の場合に、どれくらいの利息がかかるのか知りたい場合は「住宅ローン返済シミュレーションツール」で調べてみてくださいね。

住宅ローンを利用するためには審査に通る必要がある

住宅ローンに限らず、お金を借りるときには審査があります。審査項目は色々ありますが、年収や住宅ローン以外の借金の額は審査対象となります。毎月の返済額は他のローンと比較して大きくなりますので、「気軽に」借りるわけにはいかないでしょう。

住宅ローンに審査があることをお伝えしましたが、審査に通過しさえすれば誰でも利用できると言えます。審査が心配な人は、事前に家計を見直し、借金を返済しておくなど対応しておくことで通りやすくなります。

また購入する住宅に抵当権を設定しなければなりません。抵当権につきましては、次で詳しく説明します。

住宅ローンを利用する際に覚えておきたい抵当権の基礎知識

専門用語で難しいかもしれませんが、抵当権について解説します。住宅ローンを利用するには、対象の住宅を担保にする必要があります。自動車ローンでも自動車を担保にすることが条件になっているケースもあります。

担保は、返済が滞った場合に、担保である住宅や自動車を売却してお金に変えることができます。自動車の場合は車を担保にしない場合もありますが、住宅ローンは必ず住宅が担保となり、そのことを「抵当権」として不動産情報とともに記録しておきます。

住宅ローンの担保について詳しく知りたい際は「住宅ローンの担保って何?審査項目の一つである不動産担保について解説」を参考にして下さい。

返済できなくなったらどうなるのか。

住宅ローンを借りるときに住宅を担保にすることを解説しました。返済できない状態が続くと住宅を競売にかけられ、売却されることになりますが、一時的に返済が厳しいのであれば、金融機関に相談することで返済額を軽減してもらうことができます。

ただ必ず軽減されるわけではありませんので、住宅ローンを利用する前に、家計を見直し、長期間にわたり本当に返済できる金額かどうかを見極めることが重要です。

住宅ローンが返済できなくなった場合の対処法は「住宅ローンを払えない!FPが教える正しい対処方法と優先順位」を参考にして下さい。

まとめ

住宅ローンに対するイメージはつきましたでしょうか。これから借入先を探そうとしている人にとって分からないことが多いと思います。

ただ様々な金融機関のサイトを何度も調べていくうちに少しずつチェックポイントが分かってくると思います。検討するための十分な時間が必要ですので、なるべく早めに調べ始めましょう。

執筆者情報

F&J FP事務所

F&J FP事務所 ファイナンシャル・プランナー

ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザーとして、住宅ローンや保険の相談・アドバイスをしております。これから住宅ローンを利用しようとしている方々に向けて、公正中立な立場で役に立つ情報を発信できればと考えております。

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