• 2020.03.27

住宅ローンには事務手数料が必要!金額の目安と安く抑える方法

住宅ローン事務手数料
auじぶん銀行

住宅ローンの見積もりに書かれた「融資事務手数料」という見慣れない文字。

金額も数十万円とかなり大きいため、「何のために必要な費用なの?」と疑問に思いますよね。

また「事務手数料をもっと安く抑える方法はないの?」と感じている方もいるかと思います。

 

事務手数料とは、金融機関に対して「住宅ローンの申し込み手続きの報酬」として支払う費用のことで、住宅ローンの契約時には必ず必要です

金額はネット銀行では「借入金額×2.2%」で設定されていることが多く、住宅ローンの諸費用の中でも大きな割合を占めています。

しかし必ずしも高額な事務手数料を支払う必要があるわけではなく、金融機関の中には事務手数料の低い住宅ローンを取り扱っているケースもあります

この記事では、

  • 住宅ローンの事務手数料とは何なのか
  • 事務手数料はどれくらいの金額が普通なのか
  • 保証料とは何が違うの?
  • 事務手数料の他にも費用がかかるのか

など、住宅ローンの事務手数料について詳しく解説していきます。

最後まで読んでいただければ、住宅ローンの事務手数料についてしっかりと理解できますよ。

また事務手数料が安い住宅ローンも紹介していますので、「少しでも借入当初の諸費用を抑えたい」と考えている方は参考にしてくださいね。

この記事を執筆・監修している専門家

執筆者

中澤悠生

ナビナビ住宅ローン編集部

住宅ローンアドバイザー、ファイナンシャル・プランナー3級。「家を買いたいけど、ローンをどう選べば良いかわからない」「不動産屋さんに勧められるままにローンを契約したけど後悔している」などの悩みを持っている方が多くいらっしゃいます。このような悩みを解決するべく、当サイトではどこよりも分かりやすい住宅ローン情報を届けることをモットーに執筆・編集をしています。

編集者

ナビナビ住宅ローン編集部

住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。

住宅ローンには事務手数料が必要

冒頭でも触れたように、住宅ローンを借り入れる際には、事務手数料が必ず必要になります

事務手数料とは、住宅ローンの申し込み手続きの報酬として金融機関に支払う費用のこと。

マイホーム購入時には住宅ローン以外にも様々な費用が必要になりますが、その中でも特に大きな割合を占めているのが事務手数料です。

基本的に住宅ローンの返済とは別で支払う必要があるため、借り入れ当初には、ある程度まとまった資金が必要になることを認識しておきましょう

金融機関によっては「融資事務手数料」と書かれているケースもありますが、「事務手数料」と同じものになります。

事務手数料の金額の目安

住宅ローンの事務手数料は、ネット銀行とメガバンクによって金額が異なります。

ネット銀行とメガバンクの事務手数料の違い

  • ネット銀行…「借入金額×2.2%
  • メガバンク…「約3万円

事務手数料の金額だけを見れば、メガバンクのほうが低めに設定されています。

しかしメガバンクでは、事務手数料のほかに「保証料」と呼ばれる費用が必要になり、「事務手数料+保証料」の総額で見れば大きな金額差はありません

詳しく見ていきましょう。

「保証料型」と「事務手数料型」の違い

メガバンクや地方銀行では「保証料型」、ネット銀行では「事務手数料型」を採用しているケースがほとんどです。

「保証料型」と「事務手数料型」の違い

  • 「保証料型」…事務手数料が安いが、別途保証料が必要
  • 「事務手数料型」…事務手数料は高めだが、保証料は0円

ただし先ほどもお伝えしたように、保証料型と事務手数料型では、トータルの金額に大きな違いはありません。

ネット銀行とメガバンクの事務手数料・保証料の比較


  ネット銀行
(auじぶん銀行)
メガバンク
(みずほ銀行)
事務手数料  660,000円 33,000円
保証料  0円 618,330円
合計  660,000円 651,330円

※借入金額3,000万円、返済期間35年、変動金利の場合
※それぞれ各銀行の公式サイトのシミュレーションツールを使用して算出

事務手数料型のauじぶん銀行が660,000円に対して、保証料型のみずほ銀行は651,330円。

手数料の金額差では1万円以下のため、極端に大きな金額ではないことが分かるかと思います。

そのため「保証料0円」などの情報だけを気にするのではなく、住宅ローンを選ぶ際は、事務手数料と保証料の合計額もチェックしておきましょう

事務手数料が定額のネット銀行もある

ネット銀行の中には、事務手数料が定額の住宅ローンを取り扱っているケースもあります。

これらの銀行は事務手数料が安く、保証料も無料に設定されているため、住宅ローンの借り入れ当初の初期費用を抑えられます

マイホームの購入時には、家具や家電代や、引越し費用など、想定していた以上に出費が大きくなりがち。

事務手数料が定額のネット銀行を利用すれば、手持ちの資金をできるだけ残しておけるので、他の急な出費にも対応しやすいでしょう。

事務手数料が安い住宅ローンについては、次の章で紹介していきますね。

事務手数料が安い住宅ローン

ここでは、事務手数料が安いネット銀行の住宅ローンを紹介していきます。

事務手数料が安い住宅ローン

どちらも保証料が0円のため、借り入れ当初の諸費用負担を大きく削減できます。

また諸費用は一般的ですが、金利が低くトータルコストを抑えやすい「auじぶん銀行住宅ローン」についても簡単に紹介しますね。

新生銀行住宅ローン「手数料5.5万円(税込)」

新生銀行住宅ローンでは、事務手数料が「定額55,000円(税込)」です。

一般的なネット銀行では「借入金額×2.2%」のため、例えば3,000万円の住宅ローンでは「66万円」の事務手数料が必要です。

それに対して新生銀行は55,000円なので、60万円以上もお得になります

新生銀行と他のネット銀行の手数料比較

  新生銀行 一般的なネット銀行
事務手数料 55,000円 660,000円
保証料 0円 0円
合計 55,000円 660,000円

※借入金額3,000万円の場合
※新生銀行は公式サイトのシミュレーションツールを使用して算出
※ネット銀行はじぶん銀行住宅ローンの公式サイトのシミュレーションツールを使用して算出

ただし新生銀行の住宅ローン商品のなかでも「変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>」だけは、「借入金額×2.2%(税込)」の事務手数料が必要になるため注意しましょう

【公式】新生銀行で仮審査に申し込む

新生銀行
適用金利
変動金利
0.450%

2020年04月適用金利

当初10年固定
0.750%

2020年04月適用金利

自己資金10%以上

当初20年固定
0.900%

2020年04月適用金利

自己資金10%以上

全固定25年
1.050%

2020年04月適用金利

自己資金10%以上

全固定35年
1.250%

2020年04月適用金利

自己資金10%以上

保証料 事務手数料 審査期間
無料 1,変動フォーカス:借入金額×2.20%、2,その他:55,000円(税込) 2週間程度
返済方法 来店 繰上げ返済手数料
元利均等返済 必要 無料
固定期間 借入可能額 対応地域
1~35年 ~1億円 全国

諸費用で差がつく「6つの0円」!保証料・一部繰上返済手数料・コントロール返済手数料・団体信用生命保険・団体信用介護保障保険料・ATM手数料が全て0円。また、事前審査(仮審査)がなく審査が1回のみのためスムーズに審査が進みます。

関連記事新生銀行で住宅ローンを借りる前に必ず読もう!注意点と口コミ調査

楽天銀行住宅ローン「手数料33万円(税込)」

楽天銀行住宅ローンの事務手数料は、「定額330,000円(税込)」です。

先ほど紹介した新生銀行と同様、他のネット銀行と比べて事務手数料を抑えやすくなっています。

楽天銀行と他のネット銀行の手数料比較

  楽天銀行 一般的なネット銀行
事務手数料 330,000円 660,000円
保証料 0円 0円
合計 330,000円 660,000円

※借入金額3,000万円の場合
※楽天銀行は公式サイトのシミュレーションツールを使用して算出
※ネット銀行はじぶん銀行住宅ローンの公式サイトのシミュレーションツールを使用して算出

ただし取り扱われている金利タイプの種類は少なく、金利自体もネット銀行のなかではやや高めの部類に入ります

必ず完済までのトータルコストを比べた上で、住宅ローンを選ぶようにしましょう。

【公式】楽天銀行で仮審査に申し込む

楽天銀行
適用金利
変動金利
0.527%

2020年04月適用金利

当初10年固定
0.751%

2020年04月適用金利

保証料 事務手数料 審査期間
無料 330,000円(税込) 2週間程度
返済方法 来店 繰上げ返済手数料
元利均等返済/元金均等返済 不要 無料
固定期間 借入可能額 対応地域
2~10年 500万円~1億円 全国対応(離島は除く)

楽天銀行の住宅ローンはネット銀行の強みを生かした商品性で、金利が低いだけでなく、事務手数料は定額となっているため、借入金額が1,500万円を超えると、他行の諸費用より安くなる可能性があります。基本的には電話やメールでのやり取りとなり、自分のタイミングで申込を進めることができます。

auじぶん銀行住宅ローン「トータルコストが安い」

auじぶん銀行住宅ローンは、事務手数料だけを見れば「借入金額×2.2%(税込)」と、一般的なネット銀行と同じです。

そのため、ここまで紹介した2社と比べると、借り入れ当初の諸費用は高めになってしまいます

それでもあえて紹介する理由は、適用金利がすべての銀行のなかでもトップクラスに低いためです

諸費用と利息を含めた「完済までのトータルコスト」で見れば、事務手数料の低い銀行よりも安くなりやすいのです。

事務手数料や諸費用は高めでも良いから、とにかくトータルコストを抑えたい」と考えている方は、ぜひ検討してみましょう。

【公式】auじぶん銀行で仮審査に申し込む

auじぶん銀行
適用金利
変動金利
0.380%

2020年04月適用金利

全期間引下げプラン

じぶんでんきをセットでご契約の場合

当初10年固定
0.520%

2020年04月適用金利

当初期間引下げプラン

じぶんでんきをセットでご契約の場合

当初20年固定
0.891%

2020年04月適用金利

当初期間引下げプラン

じぶんでんきをセットでご契約の場合

全固定35年
1.235%

2020年04月適用金利

当初期間引下げプラン

じぶんでんきをセットでご契約の場合

保証料 事務手数料 審査期間
無料 借入金額×2.20%(税込) 2週間程度
返済方法 来店 繰上げ返済手数料
元利均等返済/元金均等返済 不要 無料
固定期間 借入可能額 対応地域
2~35年 500万円~1億円 全国

低金利なのに金利の上乗せ無しで手厚い保障が受けられる、人気の住宅ローン!がん診断されるだけで住宅ローン残高が50%になるがん団信と、全ての病気やケガ(※)で180日以上入院すると借入残高が0円になる全疾病団信が両方無料付帯されるネット銀行はここだけ!他にも一部繰上返済手数料・収入印紙代が無料など、お得がたくさん。三菱UFJ銀行とKDDIの共同出資なので安心感もあります。※精神障害を除く

関連記事auじぶん銀行住宅ローンのメリット・デメリット総まとめ、申し込むべきか5分で分かる!

事務手数料以外の費用もチェックしておこう

ここまでは住宅ローンの事務手数料について解説してきましたが、住宅ローンの契約には他にも様々な費用が必要です。

印紙税や抵当権設定費用など、あまり馴染みのない費用も必要になってくるため、ここで全体感を知っておきましょう。

項目 必要な金額目安
保証料 メガバンク…50万円~100万円
ネット銀行…0円
抵当権設定費用 約10万円
印紙税 2万円
住宅ローン代行手数料 ~50万円

保証料

記事の前半でも触れたように、メガバンクでの借り入れには「保証料」が必要です

保証料とは、なんらかの理由で住宅ローンの返済ができなくなった際、金融機関が保証会社から保証を受けるための費用です

住宅ローンは数千万円という大きな金額なので、貸している銀行側としては、きちんと返してもらえないと大きな損に繋がる恐れがありますよね。

そこで融資を実行する条件として、保証会社との契約を義務付けているのです

保証料は50万円~150万円ほど

保証料の金額は、50万円~150万円ほどを見ておくと良いでしょう

保証料は住宅ローンの借入金額と返済期間によって決まるため、具体的な金額を知りたい場合は「住宅ローンシミュレーションツール」もご活用ください。

また繰り返しにはなりますが、「保証料が0円」の金融機関では事務手数料が必要になります

事務手数料と保証料を合わせた金額では、基本的に大きな金額差は生まれません。

抵当権設定費用

住宅ローンを契約する際には、抵当権の設定費用が必要です。

「抵当権」という言葉には馴染みがないと思いますが、いわゆる「担保」のことだと思うと分かりやすいでしょう。

抵当権設定の手続きは、基本的に司法書士が代行してくれるため、

  • 司法書士に支払う報酬
  • 法務局へ支払う税金

という2つの費用をまとめて「抵当権設定費用」としています。

具体的な金額は担当の司法書士によっても異なりますが、100,000円ほどを見ておきましょう

印紙税

住宅の売買契約書や、住宅ローンの契約書を交わす際には「印紙税」と呼ばれる税金が必要です。

契約を交わす金額によって印紙税の金額は異なり、住宅ローンの借入金額が1,000万円~5,000万円であれば、印紙税の金額は「2万円」です

住宅ローン代行手数料

住宅ローン代行手数料は、不動産会社に住宅ローン手続きを代行してもらう際に必要な費用です。

不動産会社が書類の提出や、金融機関とのやり取りをしてくれるというメリットはありますが、50万円ほど掛かるケースもあります

ただし代行というだけあって、実は自分自身でもできる作業です。

少しでも費用を節約したい場合は、自身で書類を準備して、金融機関とやり取りをすることも検討しましょう。

住宅ローンの事務手数料についてよくある質問

多くの金融機関では「借入金額×2.2%」で設定されています。 例えば3,000万円の住宅ローンを組む場合では、「3,000万円×2.2%=66万円」が必要です。

事務手数料は返ってくることはありません。メガバンクで支払う「保証料」は、繰り上げ返済の際に一部が返ってきますが、事務手数料はあくまでも「手続きに対する報酬」として支払う費用だからです。

新生銀行楽天銀行など、いくつかの金融機関は事務手数料が安く設定されています。

一般的なネット銀行が「借入金額×2.2%」に対して、

  • 新生銀行では「55,000円~(税込)」
  • 楽天銀行では「330,000円(税込)」

で設定されています。

またメガバンクでは事務手数料は「3.3万円」など低めの金額が設定されていますが、事務手数料とは別に「保証料」が必要になるため、諸費用の総額ではネット銀行と比べて大きな違いはありません。

トータルコストで見れば、金利の低い銀行のほうがお得になるケースは多くなります。しかし借り入れ条件によって異なる場合もあるため、借り入れシミュレーションで具体的な返済額をチェックしておきましょう。

まとめ

この記事では、住宅ローンの事務手数料について詳しく解説してきました。

事務手数料は、住宅ローン申込み手続きの報酬として、金融機関に支払う費用です。

事務手数料の金額は、

  • ネット銀行では「借入金額×2.2%」
  • メガバンクでは「約3万円」

で設定されているケースがほとんどですが、メガバンクでは別で保証料が必要になるため、諸費用の総額では大きな違いはありません。

住宅ローン借入当初の費用を抑えたい場合は、事務手数料が定額の住宅ローンを利用しましょう。

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0.750%

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自己資金10%以上

当初20年固定
0.900%

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自己資金10%以上

全固定25年
1.050%

2020年04月適用金利

自己資金10%以上

全固定35年
1.250%

2020年04月適用金利

自己資金10%以上

保証料 事務手数料 審査期間
無料 1,変動フォーカス:借入金額×2.20%、2,その他:55,000円(税込) 2週間程度
返済方法 来店 繰上げ返済手数料
元利均等返済 必要 無料
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