• 2018.06.15
  • 2019.10.28

住宅ローンの三大疾病特約の必要性をお金のプロFPが解説!三大疾病特約は付けるべき?

住宅_夫婦
じぶん銀行

住宅ローンに付帯できる「三大疾病保障」の必要性について悩んでいませんか?

三大疾病(がん・心筋梗塞・脳血管疾患)は日本人の三大死因と言われていますが、住宅ローンに三大疾病保障特約を付けると金利が上がるのがネックですよね。

金利と保障、どちらを優先すれば良いの…?

実は三大疾病保障は付けたほうがいい方と、付けなくていい方がいます。大切なのは、ご自身にとって最適な保障かどうかを知り、必要性を判断することです。

当記事では、三大疾病保障の必要性を判断する方法や、注意点について詳しく解説しています。

三大疾病保障特約を付加できる金融機関やおすすめの住宅ローンもご案内していますので、三大疾病保障について悩んでいる方は参考になさってくださいね。 

執筆者情報

京都FP事務所

京都FP事務所 ファイナンシャル・プランナー

当サイトの執筆を担当している「京都FP事務所」と申します。専門用語ばかりにならないよう、「わかりやすく行動しやすい」執筆を心がけています。ぜひ参考にしてみてください。


詳細はコチラ

住宅ローンに付帯できる「三大疾病保障」とは

三大疾病保障とは、住宅ローンの契約時に加入する、「団体信用生命保険(通称「団信」)」に付帯可能な疾病特約のことです

住宅ローンに0.2~0.3%程度の金利を上乗せすることで、通常の団信(死亡+高度障害時の保障)に三大疾病の保障を付けられるようになります。

三大疾病の保障とは、「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」が原因で所定の状態になったとき、住宅ローン残高が100%保障されるというものですね。

つまり、条件に該当すればローンの残金が0円になりますよ

<一般的な三大疾病保障>
がん 所定のがん(悪性新生物)と診断確定されたとき
急性心筋梗塞 急性心筋梗塞を発病し、60日以上労働の制限を必要とする状態が継続したとき
脳卒中 脳卒中を発病し、60日以上マヒや言語障害など他覚的な神経学的後遺症が継続したとき
上記いずれかに該当すれば、住宅ローン残金が0円になる

三大疾病保障の注意点

冒頭でもお伝えしましたが、日本人の三大死因と言われているのは「がん」「心筋梗塞」「脳血管疾患」です。

その上で注意しておかなければならない点として、住宅ローンの三大疾病保障は「がん(悪性新生物)」「急性心筋梗塞」「脳卒中」が対象なので、病気の範囲が限定されているということ

したがって、がんに関しては診断確定で保障対象ですが、急性心筋梗塞や脳卒中はただ病気にかかるだけでは保障対象にならないので注意が必要です。

三大疾病保障は、保障対象になれば住宅ローン残高が0円になる保障の大きさが魅力です

しかしその一方で、がん以外の保障条件は厳しめになっています。保障が大きい分、条件を重篤状態に限られるのは仕方がないことかもしれませんね。

住宅ローンの返済は長期に渡りますし、重篤な状態になったときこそ返済に不安が出るものです。

そのため、万一の備えとして三大疾病保障を検討する方が多くなっているのです。 

三大疾病保障をつけるべきかを判断する方法

「三大疾病保障は、保障が大きいけど条件も厳しい」とお伝えしました。でも、多くの方が知りたいのは三大疾病保障の必要性ですよね。

実は、必要かどうか?という問いに対する正解なんてないのです

なぜならば三大疾病だけでなく、病気になる可能性はたとえベテラン医師であっても予見できないからです

だからこそ無茶な予想は辞めて、「自分にとって必要だと感じるかどうか」で判断しましょう。

ここでは、わからないことを予想するのではなく、ご自身で必要性を判断する方法をご紹介しますね。

三大疾病保障をつけるかどうかを判断するには、以下2つのポイントが重要です。

<三大疾病保障をつけるかどうかを判断するポイント>

  • 住宅ローン契約期間中に、三大疾病になるリスクはどれだけあるか
  • 金利アップによる負担と保障のバランスは適切か

それぞれ非常に重要なポイントなので、分けて解説していきますね。 

住宅ローン契約期間中に、三大疾病になるリスクはどれだけあるか

そもそも、住宅ローンの契約期間中に、三大疾病になるリスクがどれくらいあるのかを考えてみましょう。

住宅ローンの契約期間は最長でも35年ですが、多くの方は繰り上げ返済などを活用して、年金生活に入る60歳~65歳までに完済を目指します。

そう考えると、住宅ローンの契約期間は30歳~65歳ごろまでが多く、特に保障が必要なのは残高の大きい30歳~60歳ごろでしょう。

この間に、三大疾病になる確率はどれくらいでしょうか

厚生労働省の「平成29年(2017)患者調査」では、三大疾病の総患者数と、平均入院日数がわかります。以下の表をご覧ください。

<三大疾病の総患者数と平均入院日数>()内が平均入院日数
  全体 30~39歳 40~49歳 50~59歳 65歳以上
がん(悪性新生物) 178万2,000人 3万1,000人
(12.15日)
10万4,000人
(12.1日)
18万8,000人
(12.9日)
128万2,000人
(18.6日)
心疾患
※高血圧性のものを除く
173万2,000人 1万5,000人
(9.65日)
4万9,000人
(8,8日)
11万人
(8.95日)
144万5,000人
(22.2日)
脳血管疾患 111万5,000人 6,000人
(31.1日)
3万人
(34.15日)
6万9,000人
(47.65日)
93万3,000人
(86.7日)
総人口 1億2,670万6,000人 1499万6,000人 1,890万人 1,574万8,000人 3,515万2,000人

出典:「平成29年(2017)患者調査 統計表」(厚生労働省ホームページ)を元に筆者が作成・三大疾病の総患者数:「表番号61:総患者数,性・年齢階級 × 傷病分類別」を参照
・三大疾病の平均入院日数:「表番号46退院患者平均在院日数,性・年齢階級 × 傷病分類 × 病院-一般診療所別」を参照
・総人口:「受療率の算出に用いた人口 全国推計人口(総人口),性・年齢階級別」を参照

住宅ローンの返済期間中に三大疾病になる確率は低い?

上記の調査では、どの病気でも65歳以上で病気になる確率が圧倒的に高いですね

ただ、60歳以下の若い患者数は少なく、脳血管疾患以外は長期入院するケースも少なくなっています。

したがって、住宅ローンの返済期間中、特に保障が必要になる30歳~60歳時に三大疾病になる確率は、それほど高くないことがわかりますよね。

もちろん、少数とはいえ一定の患者数がいるのは事実ですし、がんも40歳ごろから患者数が増加しています。

いくらデータで患者数が少なくても、ご自身がかからないとは限りません。

また、家族にがんの罹患者が多いなど、遺伝的なリスクが心配な方もいらっしゃるかと思います。実際、がんなどの三大疾病は遺伝しないとされていますが、「がんなどの病気になりやすい体質を受け継ぐ」可能性はあると言われています。

平均データだけではなく、ご自身の遺伝的な可能性なども鑑みたうえで、住宅ローン返済中に三大疾病になるリスクを考えてみましょう。 

金利アップによる負担と保障のバランスは適切かどうか

三大疾病のリスクについて考えてみた後は、金利と保障のバランスも見てみましょう。

三大疾病保障特約の多くは、住宅ローン金利に0.2%~0.3%の上乗せ費用が必要です。金利が高くなればローン返済の負担額も大きくなるので、負担と保障のバランスを考えることが大切ですよ。

参考事例を挙げて、三大疾病保障特約を付帯する場合としない場合の返済額を比較してみましょう。

【前提条件】

  • 借入金額3,000万円
  • 返済期間30年
  • 元利均等返済
  • ボーナス払い無し
<三大疾病保障特約の有無による保障内容と金利の比較>
ケース 保障内容

三大疾病保障特約を付帯した場合

適用金利…年1%(年0.3%+上乗せ金利0.3%)

・団信主契約
①死亡
②高度障害保障

・三大疾病特約
①がん
②急性心筋梗塞
③脳卒中で所定の状態

通常の団信契約のみ加入している場合

適用金利…年0.7%

・団信主契約
①死亡
②高度障害保障
<三大疾病保障特約の有無による返済負担額の比較>
ケース 月々のローン返済額 ローン総返済額
三大疾病保障特約を付帯した場合 9万6,491円 3,473万6,760円
通常の団信契約のみ加入している場合 9万2,413円 3,326万8,680円
差額 4,078円 146万8,080円

上記の例では、三大疾病保障特約を付けると月々の返済負担は約4,000円増加します

この場合、比較対象になる民間生命保険会社の三大疾病保険は、30歳男性・保険金額200万円で月間保険料5,000円前後のものが多いです。

つまり民間の三大疾病保険と比べると、「住宅ローン残高の100%」という保障がついて月4,000円の負担は、妥当かもしれませんね。

ただし民間の三大疾病保険は「一生涯保障される」ものがほとんどで、家計の負担が厳しくなれば、最悪解約することもできます

住宅ローンの三大疾病保障特約は途中で解約できないうえ、保障される期間(返済期間)に限りがあります。

返済期間中ずっと毎月4,000円の負担があることを、安いと感じるか高いと感じるかは契約者の状況で変わってきますよね

金利アップの負担に対し保障が適切かどうか、金利と保障内容のバランスをよく考えつつ必要性を判断してください

三大疾病特約を利用する前に知っておくべき注意点

実は、三大疾病特約を利用する前に、知っておくべき注意点が4つあります

それは、

  • 毎月の返済負担は大きくなる
  • 三大疾病特約の途中解約はできない
  • 生命保険&医療保険の見直しが必要
  • 保障の適用される条件を確認しておく

ということです。

これらは非常に大切なポイントなので、必ず理解しておきましょう。

1つずつわけてご説明していきますね。

毎月の返済負担は大きくなる

記事内でも触れたように、三大疾病保障特約を付加すれば、0.2%~0.3%程度住宅ローンの金利が高くなります

したがって、毎月の返済負担は三大疾病保障を付けない場合よりも大きくなりますよ。

特に、住宅ローンの借入額が大きい方や返済期間が長い方ほど、金利上乗せによる返済負担も重くなりますので、注意が必要です。


<金利上乗せによる返済負担例>
借入のパターン 上乗せ金利0.3%による返済負担額の増加
①借入金額3,000万円/返済期間30年/元利均等返済/ボーナス払いなし ・月々の返済:約4,000円増加
・ローン総額:約147万円増加
②借入金額3,500万円/返済期間35年/元利均等返済/ボーナス払いなし ・月々の返済:約5,000円増加
・ローン総額:約209万円増加

上記表のとおり、借入金額3,000~3,500万円の場合、0.3%の金利を上乗せすれば月々の負担も約4,000円~5,000円ほど増加します

月4,000円~5,000円とはいえ、住宅ローン返済期間中は負担がずっと続きます。

三大疾病保障を付けたいがために無理な計画で住宅ローンを組んでしまえば、保障どころか返済自体厳しくなってしまうので本末転倒です。

三大疾病保障を付けるときは、金利上乗せ分の月々負担額がいくらぐらいなのか、必ず確認しておきましょう。

三大疾病特約の途中解約はできない

一般的に、三大疾病保障特約の解約は認められていません

つまり、返済途中で「団信の主契約部分だけ残して、特約部分だけ外したい」と思っても外せないのです。

三大疾病保障特約をつけた場合、どんな理由があったとしても、金利が上乗せされたまま住宅ローンを継続しなければなりません。

したがって三大疾病保障を付ける際は、負担額がアップしても無理なく返済していける計画を立てることが、非常に大切だといえますね。

生命保険・医療保険の見直しが必要

住宅ローンで三大疾病保障特約付きの団信に加入する場合は、生命保険&医療保険の見直しが必要です

なぜかというと、生命保険&医療保険の保障と三大疾病保障特約の保障が重複してしまう可能性が高いからです

三大疾病保障特約付きの団信には、

  • 死亡したとき
  • 高度障害状態になったとき
  • 三大疾病で所定の状態になったとき

という保障があるので、他の保険と重複がないように見直しすることになります。

また、加入する団信によっては、「三大疾病以外の病気やケガを保障するプラン」が用意されていることもあります。

加入する団信がどのような保障内容になっているのかを整理した上で、既存の保険で保障が重複していないか確認してみましょう。

見直しの際は、団信と民間保険の契約期間がいつまでなのか、期限の確認も重要ですよ。

「保障が重複している=悪いこと」ではない

民間の保険は保障が一生涯(終身型)のものと、一定期間だけ保障される(定期型)ものがあります。

対して住宅ローンの団信保障は、融資期間終了までが保障期間で、80歳前後で切れるのが一般的です。

いくら団信が充実していても、返済自体は60歳~70歳までに終わるケースがほとんどですよね

住宅ローンの返済が終われば団信保障も終わってしまうので、一生涯の保障を希望するなら民間保険も少し残しておかなければいけません。

「保障が重複している=悪いこと」というわけではないので、それぞれ期間や保障の大きさが異なるのであれば、一生涯の保障のために残しておくのも1つの選択肢ですね。

保障が適用される条件を確認しておく

実は、住宅ローンの三大疾病保障は、加入する商品や金融機関によって保障の適用条件が異なります。

保障の適用条件を知らないまま加入し、万が一のときに該当しないとなれば、保障を受けられなくて困ってしまいますよね。

だからこそ三大疾病保障特約を付帯するときは、保障適用条件の確認が重要になってきます。まずは、一般的な金融機関の三大疾病保障特約の適用条件を簡単にまとめてみました。

<一般的な「三大疾病保障」の適用条件>
がん 所定のがん(悪性新生物)と医師によって診断確定されたとき。
※上皮内がんや、皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がんは除外
急性心筋梗塞 急性心筋梗塞を発病し、初診日から60日以上労働の制限を必要とする状態が続いたと医師によって診断されたとき
※労働の制限を必要とする状態とは、軽い家事や事務などの座業はできるが、それ以上の活動では制限を必要とする状態のこと
脳卒中 脳卒中を発病し、初診日から60日以上マヒや言語障害など他覚的な神経学的後遺症が継続したと医師によって診断されたとき
上記いずれかに該当すれば、住宅ローン残金が0円になる

上記のうち、がんの保障はどの金融機関でもほぼ同じで、診断確定されれば保障が適用されます。

急性心筋梗塞と脳卒中は、金融機関によって条件に違いがある

急性心筋梗塞と脳卒中については、保障の適用条件に入院や手術も含めている金融機関があります。

たとえば、ソニー銀行やりそな銀行では、上記の適用条件にプラス、下記の保障も盛り込まれています。

<ソニー銀行とりそな銀行の保障例>

  • 急性心筋梗塞:「急性心筋梗塞を発病し、その急性心筋梗塞の治療を直接の目的として、病院または診療所において手術を受  けたとき」
  • 脳卒中:「脳卒中を発病し、その脳卒中の治療を直接の目的として、病院または診療所において手術を受けたとき」

つまり、「60日以上所定の状態が継続すること」だけでなく入院や手術も対象になっているほうが、保障を受けられる可能性は高くなるということですね。

三大疾病保障を比較する際は、特にこの2つの病気の適用条件をよくチェックしておきましょう。

三大疾病保障特約を取り扱っている金融機関一覧

ここまで読まれてきた方は「三大疾病保障特約の内容は大体理解できたけど、どこで取り扱っているの?」という疑問をお持ちになるかと思います。

そこで、三大疾病保障特約を取り扱っている金融機関を比較しやすいように、一覧表にまとめておきました

比較する際は、

  • 上乗せ金利の数値
  • 急性心筋梗塞と脳卒中の保障条件
  • 三大疾病保障以外の保障の有無

のポイントを重視して比較してくださいね。

金融機関 保障内容 保障期間
【三大疾病】下記のいずれかに該当で 住宅ローン残金0円 その他の 疾病保障
がん 急性心筋梗塞 脳卒中
三菱UFJ銀行 「7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉 3大疾病保障充実タイプ (金利上乗せ型)」
※特約付加できるのは50歳まで
※上乗せ金利…年0.3%
診断確定
※上皮内がんを除く
入院開始※1 入院開始※1 4つの生活習慣病に対する月額保障など 80歳になるまで
三井住友銀行 「8大疾病保障付住宅ローン」 ※46歳以上は保障内容が変わる
※上乗せ金利…年0.3%
診断確定
※上皮内がんを除く
所定の状態が60日間継続※2 所定の状態が60日間継続※2 すべての病気やケガに対する入院保障など 融資期間終了まで
三井住友信託銀行 「全入院保障付八大疾病保障 (充実プラン)」
※特約付加できるのは46歳まで
※上乗せ金利…年0.3%
診断確定
※上皮内がんを除く
所定の状態が60日間継続※2 所定の状態が60日間継続※2 すべての病気やケガに対する入院保障など 81歳になるまで
りそな銀行 「3大疾病保障特約付住宅ローン
※特約付加できるのは50歳未満で完済時年齢75歳まで
※上乗せ金利…年0.25%
診断確定
※上皮内がんを除く
所定の状態が60日間継続※2
もしくは、 所定の手術※3を受けたとき
所定の状態が60日間継続※2
もしくは、 所定の手術※3を受けたとき
融資期間終了まで
イオン銀行 「8疾病保障プラス付住宅ローン」 ※特約付加できるのは50歳未満で完済時年齢80歳まで
※上乗せ金利…年0.3%
診断確定
※上皮内がんを除く
所定の状態が60日間継続※2 所定の状態が60日間継続※2 5つの病気に対する長期就業不能不能状態の保障など 80歳になるまで
ソニー銀行 「3大疾病保障特約付き団信
※特約付加できるのは50歳未満
※上乗せ金利…年0.2%
診断確定
※上皮内がんを除く
所定の状態が60日間継続※2
もしくは 、所定の手術※3を受けたとき
所定の状態が60日間継続※2
もしくは、 所定の手術※3を受けたとき
がんと診断時、給付金100万円
※上皮内がんは給付金50万円
融資期間終了まで

※金融機関の三大疾病保障特約情報は、2019年9月22日現在のものを元に作成
※1「入院開始」とは、・脳卒中の発病により言語障害、運動失調、麻痺等の他覚的な神経学的症状が急激に発生し治療を目的として入院を開始した場合・急性心筋梗塞を発病し、冠動脈に狭窄あるいは閉塞があることがわかり、その治療を直接の目的として入院を開始した場合
※2 「所定の状態」とは・急性心筋梗塞を発病し、初診日から60日以上労働の制限を必要とする状態が続いたと診断されたとき・脳卒中を発病し、初診日から60日以上マヒや言語障害など他覚的な神経学的後遺症が継続したと診断されたとき
※3「手術とは」・急性心筋梗塞を発病し、その急性心筋梗塞の治療を直接の目的として、病院または診療所において手術を受けたとき・脳卒中を発病し、その脳卒中の治療を直接の目的として、病院または診療所において手術を受けたとき・上記の手術とは、治療を直接の目的として、器具を用い、生体に切断、摘除などの操作を加えるもの。開頭術、開胸術、ファイバースコープ手術、血管・バスケットカテーテル手術のいずれかを指す

上記表を見比べると、金融機関ごとにさまざまな三大疾病保障特約を提供していることがわかりますね。

これらの中で特におすすめできる住宅ローンを、次項でご紹介していきます。

三大疾病保障特約が付加できるおすすめ住宅ローン

三大疾病保障特約はさまざまな金融機関で取り扱われており、内容にも違いがあります。

でも、結局どれがおすすめなのでしょうか

FPである筆者がおすすめできる三大疾病保障特約付き住宅ローンを厳選するとすれば、下記の2つですね

  • 三菱UFJ銀行(ビッグ&セブン)
  • ソニー銀行(3大疾病団信)

それぞれのおすすめポイントや2019年最新の金利情報なども含めて、わかりやすく解説していきます。

※住宅ローン商品内容は、2019年9月22日時点の情報を元に執筆

三菱UFJ銀行(7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン)

三菱UFJ銀行の住宅ローンは、充実した三大疾病保障「7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉」を付帯できるのでかなりおすすめです

団信プラン名 住宅ローン金利 団信特約上乗せ金利
7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉」3大疾病保障充実タイプ (金利上乗せ型) プレミアム住宅ローン(固定20年)
0.990%

2019年11月適用金利

年0.3%

おすすめポイント

「7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉」は、三大疾病保障の適用条件が他の金融機関より幅広くなっています

「実際に使いやすくて安心できる住宅ローンを探している」という方にピッタリですよ。

具体的な保障内容としては、急性心筋梗塞・脳卒中の適用条件が「入院を開始したとき」となっており、保障のハードルがかなり低くなっています

また三大疾病以外にも、4つの生活習慣病(高血圧性疾患・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変)で働けない状態が30日間継続すれば、毎月の返済負担が1年間補償されます。

そこからさらに働けない状態が1年半継続した場合、住宅ローン残金が0円になります。糖尿病や高血圧性疾患など、日本人に多い生活習慣病も保障されるので安心感がありますね。

このような保障の幅広さは、7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉の大きなメリットでしょう

お申し込みはこちら

ソニー銀行(3大疾病団信)

ソニー銀行住宅ローンは上乗せ金利年0.2%という安さで、がん保障に特化した団信特約を付帯できる商品内容になっています

コストと保障のバランスの良さがポイントだといえますね。

団信プラン名 住宅ローン金利 団信特約上乗せ金利
3大疾病団信(3大疾病保障特約付き団信)」 0.457%

2019年11月適用金利、変動セレクト、新規購入で自己資金10%以上

年0.2%

おすすめポイント

ソニー銀行の「3大疾病団信」は、上乗せ金利が年0.2%となっており、他の金融機関よりも金利が低いのが大きなポイントです。

しかも、ただ金利が低いだけではありません。基本の三大疾病保障はがん(悪性新生物)と診断確定で住宅ローン残金が0円になり、さらにがん給付金を100万円(上皮内がんは50万円)プラスで受け取れます

がん保障に大きく特化していながらも上乗せ金利が年0.2%だけなので、非常にお得感があるプランですよね。

脳卒中・急性心筋梗塞の保障条件も、「手術を受けたとき」が含まれているので、一般的な保障条件より使いやすい内容になっていますよ。

「コストと保障を両立させたい」という方におすすめの住宅ローンです。

詳細を見る

無料で全疾病保障が付帯する住宅ローンもある

三大疾病保障を付けるかどうか迷っている場合は、無料で「全疾病保障」が付帯する住宅ローンを選ぶのも一つの方法です

「全疾病保障」とは、精神障害を除くすべての病気やケガをカバーできる保障です。

無料の全疾病保障なら、金利はそのままで重篤な保障をカバーできます。つまり返済負担を変えることなく、万一の病気やケガに備えることができるということですね

全疾病保障は金融機関によって保障条件が異なりますが、代表例としては以下の2つがあります。

<無料の全疾病保障を取り扱っている金融機関例>

  • じぶん銀行:すべての病気やケガで入院継続180日以上になった場合に、ローン残高100%保障
  • 住信SBIネット銀行:指定する8つの病気で働けない状態が1か月以上継続すれば、月々の返済額を最長12か月保障。もしくはすべての病気やケガで12か月以上入院すればローン残高100%保障

じぶん銀行も住信SBIネット銀行も低金利でお得な住宅ローンを提供しているため、コストが気になる方は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

住宅ローンの三大疾病保障は、適用条件が厳しく保障も一生涯ではありません。

しかしながら適用条件に該当すれば、住宅ローン残高が100%保障されるので、万一の備えとしては非常に心強いですよ

当記事の重要ポイントをまとめると、

  • 三大疾病保障の必要性は、「住宅ローン返済期間中に、三大疾病になるリスクと金利と保障のバランス」をよく考えて判断することが大切
  • 三大疾病保障を付帯する場合は、「三菱UFJ銀行」と「ソニー銀行」の住宅ローンがおすすめ
  • 三大疾病保障を付帯しない場合は、金利上乗せなしで全疾病保障が付帯できる「じぶん銀行」と「住信SBIネット銀行」がおすすめ

の3つです。

三大疾病保障は途中で解約することができないため、慎重に考えて選択してくださいね。

各金融機関の適用条件を比較しながら、ご自身なりの必要性を考えてみましょう。

スポンサーリンク

住宅ローン シミュレーション
じぶん銀行
おすすめ住宅ローン
住信SBIネット銀行
満足度
4.5
住信SBIネット銀行
最低金利
0.418%

変動金利

2019年11月適用金利

借り換え金利

総合人気ランキング
1位 じぶん銀行
満足度
4.7
じぶん銀行
最低金利
0.380%

当初固定2年

2019年11月適用金利

2位 住信SBIネット銀行
満足度
4.5
住信SBIネット銀行
最低金利
0.418%

変動金利

2019年11月適用金利

借り換え金利

3位 三菱UFJ銀行
満足度
4.4
三菱UFJ銀行
最低金利
0.390%

当初固定3年

2019年11月適用金利

総合人気ランキングを全て見る

人気の記事

新着記事

たった1分 住宅ローン シミュレーション
■当サイトに関する注意事項
  • 当サイトで提供する商品の情報にあたっては、十分な注意を払って提供しておりますが、情報の正確性その他一切の事項についてを保証をするものではありません。
  • お申込みにあたっては、提携事業者のサイトや、利用規約をご確認の上、ご自身でご判断ください。
  • 当社では各商品のサービス内容及びキャンペーン等に関するご質問にはお答えできかねます。提携事業者に直接お問い合わせください。
  • 本ページのいかなる情報により生じた損失に対しても当社は責任を負いません。
  • なお、本注意事項に定めがない事項は当社が定める「利用規約」 が適用されるものとします。

「ナビナビ住宅ローン」は、エイチームフィナジーが運営するサービスです。

株式会社エイチームフィナジーは、株式会社エイチーム(東証一部上場)のグループ企業です。
証券コード:3662