• 2020.11.17

フラット35のおすすめを住宅ローンアドバイザーが解説!金利だけじゃない比較のコツ

監修者: 白坂大介 (ジョインコントラスト株式会社 代表取締役)

住宅ローンを探し始めると、「フラット35」という言葉をよく耳にしますよね。

ですが、

「そもそもフラット35とは、どういう住宅ローンなのか」
「普通の住宅ローンとの違いは何なのか」
「フラット35の金利はどれくらいなのか」

など、いまいちよく分からないことが多いのではないでしょうか?

フラット35は固定金利型の住宅ローンのひとつで、金利変動の影響を受けないため、返済計画を立てやすいのが特徴です

また、民間の金融機関が提供している全期間固定型の住宅ローンと比較すると、金利が低い勤続年数の制限を受けない団信の加入なしでも借り入れが出来る等、多くのメリットがあります。

この記事では、そもそもフラット35とは何なのか、フラット35の金利、フラット35を利用出来る条件や審査の厳しさ、金融機関を選ぶ際のポイント、おすすめの金融機関の紹介をしていきます。

フラット35のおすすめ銀行


金融機関 フラット35金利 事務手数料
低金利ARUHI*1
1.260%
融資額の2.20%(税込)
低金利住信SBIネット銀行*2
1.210%
融資額の2.20%(税込)

*すべて2020年11月時点での自己資金10%以上、一般団信加入の場合の金利
*1 ARUHIスーパーフラットの場合
*2 フラット35(保証型)の場合

この記事を執筆・監修している専門家

監修者

白坂大介

ジョインコントラスト株式会社 代表取締役

保有資格・検定

2級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、証券外務員1種

お客様と一生涯のお付き合いができる仕事に憧れ、大学卒業と同時にハウスメーカーに就職。 2008年にファイナンシャルプランナーの資格を取得。 2013年にはジョインコントラスト株式会社を設立し、webサイト「家計教師.com」を運営。 主にマイホーム購入や住宅ローン、生命保険、資産運用など、一般家庭向けのコンサルティングや講演会を行なっている。

執筆者

中澤悠生

ナビナビ住宅ローン編集部

保有資格・検定

3級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士、住宅ローンアドバイザー、

住宅ローンアドバイザー、3級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士。「家を買いたいけど、ローンをどう選べば良いかわからない」「不動産屋さんに勧められるままにローンを契約したけど後悔している」などの悩みを持っている方が多くいらっしゃいます。このような悩みを解決するべく、当サイトではどこよりも分かりやすい住宅ローン情報を届けることをモットーに執筆・編集をしています。

編集者

ナビナビ住宅ローン編集部

住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。

この記事の目次

フラット35の基本

フラット35とは、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)と民間の金融機関が提供している全期間固定金利型の住宅ローンのことです

フラット35の「フラット」とは、金利がフラット、つまり完済までに金利が変わらないという意味ですね。

全期間固定型の住宅ローンでは、完済までずっと同じ金利が適用され続けるため、

  • 市場の金利が上昇しても、返済額に影響が出ない。
  • 借入当初の段階で、完済までに必要な合計コストが確定する。

などの特徴があります。

また新築住宅を購入する以外にも、中古戸建や中古マンション、リフォーム、住宅ローンの借り換えなど、用途にあわせた様々なサービスが提供されています。

フラット35は金利の安定性と低金利を理由によく選ばれる

フラット35を選んだ理由の割合グラフ

フラット35を利用するユーザーに、フラット35を選んだ理由のアンケートを取ったところ、このような結果になりました。

フラット35の特徴である金利の安定性に惹かれて選んだユーザーが44%と多いです。

また、フラット35は現在過去最低クラスの金利の低さとなっているため、金利の低さを理由として選んだユーザーも多くいます。

フラット35を選ぶ際にチェックするべき3つのポイント

フラット35はどの金融機関でも、適用される金利は基本的に同じです。

そのため、一見するとどの金融機関でも違いがないように感じます。

しかし銀行のなかには、独自の低金利商品を扱っている場合があったり、融資事務手数料が倍以上も違っていたりと、同じフラット35商品でも住宅ローンにかかるコストには大きく差があります

各金融機関のフラット35を比較する際の、下記2つのポイントについて見ていきましょう。

ポイント1:フラット35(保証型)は金利が低い

フラット35(保証型)はフラット35の利用者半分以上が利用している人気の金利タイプです。

フラット35の金利は、基本的にはどの金融機関でも同じ金利です。

しかし、「保証型」といわれるフラット35は、従来のフラット35よりも低い金利を設定しています

住信SBIネット銀行の「フラット35(保証型)」や、ARUHIの「ARUHIスーパーフラット」などがこれに当たりますね。

それぞれの商品について、従来のフラット35との金利の比較は下記表の通りです。

住信SBIネット銀行 フラット35金利の比較(新規借り入れ)
  従来のフラット35 フラット35(保証型)
頭金なし
1.570%

2020年11月適用金利

自己資金10%未満

借入期間21年~35年の場合

機構団信加入

頭金1割以上
1.310%

2020年11月適用金利

借入期間21年~35年の場合

自己資金10%以上

機構団信加入

1.210%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

団信加入

頭金2割以上
1.150%

2020年11月適用金利

自己資金20%以上

団信加入

頭金3割以上
ARUHIフラット35金利の比較(新規借り入れ)
  従来のフラット35 スーパーフラット
頭金なし
1.570%

2020年11月適用金利

自己資金10%未満

借入期間21年~35年の場合

機構団信加入

頭金1割以上
1.310%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

機構団信加入

1.260%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

一般団信加入

頭金2割以上
1.210%

2020年11月適用金利

自己資金20%以上

一般団信加入

頭金3割以上
1.160%

2020年11月適用金利

自己資金30%以上

一般団信加入

どちらの金融機関でも、頭金の割合にあわせて金利が優遇されていることがわかりますね。

一定の割合以上の頭金は必要になりますが、固定金利で、少しでも金利の低いローンを探している方にとって魅力的です。

ポイント2:融資事務手数料の金額

フラット35を比較する上で、もうひとつ大きな違いがあるのが「融資事務手数料」です。

フラット35の融資事務手数料は金融期間によってバラつきがあり、支払う金額が2倍近く変わる場合もあります

フラット35の融資事務手数料は下記表にまとめていますので、どのくらいの手数料が必要になるのかは、あらかじめ計算しておきましょう。

フラット35の融資事務手数料一覧(新規借り入れ)
金融機関 手数料タイプ
定額型 定率型
みずほ銀行(*1) 33,000円 1.045%~(税込)
りそな銀行 1.87%(税込)
三菱UFJ信託銀行 フラット35の取り扱いなし
三井住友信託銀行 0.99%(税込)
イオン銀行 55,000円 1.87%(税込)
住信SBIネット銀行 保証型…2.20%(税込)
買取型…1.10%(税込)(*2)
楽天銀行 1.10%(*3)
ARUHI フラット35…1.10%(税込)(*4)
スーパーフラット…2.20%(税込)
三菱UFJ銀行 フラット35の取り扱いなし
三井住友銀行 フラット35の取り扱いなし
auじぶん銀行 フラット35の取り扱いなし
ソニー銀行 フラット35の取り扱いなし

*1 融資率90%以内の場合
*2 新規借り入れの場合
*3 楽天銀行を返済口座に指定した場合
*4 Web申し込みの場合

ポイント3:付帯する特典・サービスの有無

フラット35を取り扱っている金融機関のなかには、銀行独自の付帯サービスを提供しているケースがあります。

いくつか具体的な例を挙げると、

などですね。

買取型のフラット35では、どの金融機関も適用される金利は基本的に同じなので、これらの付帯サービスや特典も含めた上で検討すると良いでしょう。

フラット35を徹底比較!おすすめ銀行を3段階で解説

ここからは先ほど解説した「フラット35を比較する3つのポイント」を踏まえた上で、おすすめの金融機関をA~Cの3段階に分けて紹介します。

フラット35おすすめの選定基準

  1. 金利の低い「保証型のフラット35」を取り扱っているか
  2. 事務手数料の金額が安いか
  3. 付帯する独自サービスがあるか

フラット35のおすすめ比較表(新規借り入れ)
金融機関 金利 事務手数料 買取/保証型 借入可能額 返済期間 来店
A評価住信SBIネット銀行
1.210%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

団信加入

2.20%*1 保証型 100万円以上
8,000万円以下
15年
~35年
不要
A評価ARUHI
1.260%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

一般団信加入

2.2%*2 保証型 100万円以上
8,000万円以下
15年
~35年
不要
B評価優良住宅ローン 1.310%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

新機構団信加入

住宅性能評価物件…0.5%
その他の物件…0.8%
買取型 100万円以上
8,000万円以下
15年
~35年
来店
もしくは郵送
B評価楽天銀行
1.310%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

一般団信加入

1.10%*3 買取型 100万円以上
8,000万円以下
15年
~35年
不要
B評価三井住友信託銀行
1.310%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

一般団信加入

0.99% 買取型 100万円以上
8,000万円以下
15年
~35年
必要
B評価みずほ銀行
1.310%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

1.045%~ 買取型 100万円以上
8,000万円以下
15年
~35年
不要
C評価イオン銀行
1.310%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

1.87% 買取型 100万円以上
8,000万円以下
15年
~35年
不要
C評価りそな銀行
1.310%

2020年11月適用金利

借入期間21年~35年の場合

自己資金10%以上

一般団信加入

1.87% 買取型 100万円以上
8,000万円以下
15年
~35年
必要
三菱UFJ銀行 フラット35の取扱なし
三井住友銀行 フラット35の取扱なし
三菱UFJ信託銀行 フラット35の取扱なし
auじぶん銀行 フラット35の取扱なし
ソニー銀行 フラット35の取扱なし

*事務手数料はすべて税込み
*1 フラット35(保証型)の場合
*2 ARUHIスーパーフラットを利用する場合
*3 楽天銀行を返済口座に指定した場合

[A評価]住信SBIネット銀行「フラット35(保証型)」

住信SBIネット銀行の「フラット35(保証型)」は、他の銀行と比べても特に低い金利が特徴です

事務手数料は比較的高めですが、金利が低い分、完済までのトータルコストでは安くなるケースがほとんどです。

住信SBIネット銀行「フラット35(保証型)」の詳細
フラット35金利
1.210%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

団信加入

事務手数料 借入金額×2.2%*1
買取/保証 保証型
借入可能額 100万円以上8,000万円以下
返済期間 15年~35年
来店 不要

*1 フラット35(保証型)の場合

またフラット35ではめずらしく、「全疾病保障」を0円で付帯できます

全疾病保障では、すべてのケガや病気で働けない期間が12ヶ月続いた場合に、住宅ローンの残高が0円になります。

住宅ローンは、35年という長期に渡って返済を続けていくもの。

ローンを完済するまでの長い期間の中で、どのような事故や病気になってしまうかは、誰にも分かりません。

そのような不測の事態に対して、住信SBIネット銀行のフラット35(保証型)なら、金利の上乗せなしで備えておくことができますよ。

住信SBIネット銀行公式サイト

[A評価]ARUHI「スーパーフラット」

ARUHIスーパーフラットの特徴解説

「ARUHIスーパーフラット」は、住宅ローン専門の金融機関である「ARUHI」が扱っている住宅ローン商品です。

住信SBIネット銀行と同様に「保証型のフラット35」なので、一般的なフラット35よりも低い金利が特徴です

ARUHI「スーパーフラット9」の詳細
フラット35金利
1.260%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

一般団信加入

事務手数料 借入金額×2.2%*1
買取/保証 保証型
借入可能額 100万円以上8,000万円以下
返済期間 15年~35年
来店 不要

*1 ARUHIスーパーフラットを利用する場合

先ほど紹介した「住信SBIネット銀行」と「ARUHIスーパーフラット」を比べると、

  • 頭金の割合による金利優遇幅が違う

というポイントが異なっています。

どちらの金融機関でも、「物件の価格に対して何割の頭金を用意するのか」によって適用される金利が変わります。

具体的には、

  • 4割以上の頭金を用意できる場合は「ARUHIスーパーフラット」が低金利
  • 4割未満の場合は「住信SBIネット銀行のフラット35(保証型)」が低金利

となるため、自身が何割の頭金を用意するのか、を考えた上で検討してみてくださいね。

またWebからの申し込みを行うことで、通常借入額×2.2%(税込)の融資事務手数料が、借入額×1.1%(税込)*になりますよ。*ARUHIフラット35を申し込む場合

初期費用を抑えたい方にはおすすめです。

ARUHI公式サイト

[B評価]優良住宅ローン「フラット35」

優良住宅ローンも、フラット35を専門に扱う金融機関です。

ここまで紹介してきた2社とは違い、保証型のフラット35は取り扱っていないため、金利は一般的なフラット35と同じです。

それでも優良住宅ローンをおすすめできる理由は、事務手数料が他の金融機関と比べて、特に低く設定されていることが理由です

優良住宅ローン「フラット35」の詳細
フラット35金利 1.310%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

新機構団信加入

事務手数料 住宅性能評価物件…0.5%(税込)
その他の物件…0.8%(税込)
買取/保証 買取型
借入可能額 100万円以上8,000万円以下
返済期間 15年~35年
来店 来店もしくは郵送

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」によって定められた基準に対して、一定の条件を満たしている物件を指します。

「住宅性能表示制度」では物件の安定性や、火災時の安全に関する内容など、大きく10区分の性能評価基準が定められていて、等級が上がるほど性能が高い物件として評価されます。

▼性能評価の10区分
①構造の安定に関すること
②火災時の安全に関すること
③劣化の軽減に関すること
④維持管理・更新への配慮に関すること
⑤温熱環境に関すること
⑥空気環境に関すること
⑦光・視環境に関すること
⑧音環境に関する事
⑨高齢者等への配慮に関すること
⑩防犯に関すること

参考:国土交通省「新築住宅の住宅性能表示制度ガイド

マイホームの購入時には、引っ越し代や家具代など、住宅ローン以外にも様々な費用が必要になります。

優良住宅ローンは事務手数料がかなり低めに設定されているので、借り入れ当初の負担を少しでも抑えたい方におすすめです。

優良住宅ローン公式サイト

[B評価]楽天銀行

楽天銀行住宅ローンの特徴解説

楽天銀行で取り扱っているフラット35も、事務手数料の低さが特徴で、借り入れ当初の諸費用を抑えたい方におすすめです。

楽天銀行「フラット35」の詳細
フラット35金利
1.310%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

一般団信加入

事務手数料 借入金額×1.10%(税込)*1
買取/保証 買取型
借入可能額 100万円以上8,000万円以下
返済期間 15年~35年
来店 不要

*1 楽天銀行を返済口座に指定した場合

また楽天銀行のフラット35にしかないメリットとして、楽天ハッピープログラムの会員ステージが1つ上がるという特典が挙げられます

ハッピープログラムは5つのステージに分かれていて、会員ステージが上がると

  • 楽天スーパーポイントの獲得倍率が最大3倍
  • ATM利用手数料が月7回まで無料
  • 他行への振り込み手数料が月3回まで無料

などの特典を受けられます。

ただし楽天銀行も「保証型のフラット35」ではないため、金利は一般的なフラット35と同じです。

普段から楽天ポイントを貯めている方や、定期的に振り込みをする予定がある方におすすめです

[B評価]三井住友信託銀行

三井住友信託銀行住宅ローンの特徴解説

三井住友信託銀行のフラット35も、事務手数料が低めに設定されていることがメリットです。

三井住友信託銀行「フラット35」の詳細
フラット35金利
1.310%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

一般団信加入

事務手数料 借入金額×0.99%(税込)
買取/保証 買取型
借入可能額 100万円以上8,000万円以下
返済期間 15年~35年
来店 必要

事務手数料の金額は、先ほどの楽天銀行よりも低く「借入金額×0.99%(税込)」となっています。

また三井住友信託銀行は全国に店舗があるため、返済プランや金利の選び方など、対面相談をしやすいのもポイントです。

三井住友信託銀行公式サイト

[B評価]みずほ銀行

住信SBIネット銀行住宅ローンの特徴

みずほ銀行のフラット35も、事務手数料が「借入金額×1.045%~」と低めに設定されています。

みずほ銀行「フラット35」の詳細
フラット35金利
1.310%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

事務手数料 借入金額×1.045%~(税込)
買取/保証 買取型
借入可能額 100万円以上8,000万円以下
返済期間 15年~35年
来店 不要

みずほ銀行のフラット35では、みずほ銀行ATMとイオン銀行ATMの時間外手数料が無料になるほか、提携しているサービスの割引など、特徴的な特典が用意されています。

割引サービスの例

  • 「カジタク」のハウスクリーニングや宅配クリーニングが、全品10%がオフ
  • 「シマホ」の家具・インテリアが店舗価格から3%割引

みずほ銀行公式サイト

[C評価]イオン銀行

イオン銀行住宅ローンの特徴解説

ここまで紹介してきた金融機関とは違って、イオン銀行のフラット35は事務手数料はやや高めに設定されています。

また保証型のフラット35ではないため、金利も一般的なフラット35と同じです。

イオン銀行「フラット35」の詳細
フラット35金利
1.310%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

事務手数料 借入金額×1.87%(税込)*1
買取/保証 買取型
借入可能額 100万円以上8,000万円以下
返済期間 15年~35年
来店 不要

しかしイオン銀行のフラット35には、

  • イオングループでのお買い物が毎日5%オフになる

という他の銀行にはない特徴があります。

割引金額には上限がありますが、日常的にイオン銀行を利用されている方は検討してみると良いでしょう

イオン銀行公式サイト

[C評価]りそな銀行

りそな銀行のフラット35も、一般的なフラット35と同じ金利が適用され、また事務手数料もやや高めに設定されています。

りそな銀行「フラット35」の詳細
フラット35金利
1.310%

2020年11月適用金利

借入期間21年~35年の場合

自己資金10%以上

一般団信加入

事務手数料 借入金額×1.87%(税込)
買取/保証 買取型
借入可能額 100万円以上8,000万円以下
返済期間 15年~35年
来店 必要

りそな銀行特有のメリットとしては、

  • ATM手数料が月3回までキャッシュバックされる
  • りそなクラブポイントが溜まりやすくなる

などが挙げられます。

ここまで紹介してきた金融機関と比べると、フラット35で利用するメリットはやや少なめです。

フラット35を取り扱っていない金融機関

下記の金融機関は、フラット35を取り扱っていないため、この記事では「評価なし」としています。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ信託銀行
  • auじぶん銀行
  • ソニー銀行

【金融機関別】フラット35のスペックを比較

こちらは金融機関別にスペックを比較した表です。フラット35を選ぶ際に参考にしてくださいね。

金融機関 住信SBIネット銀行 ARUHI 優良住宅ローン 楽天銀行 三井住友信託銀行 みずほ銀行 イオン銀行 りそな銀行
保証料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料
事務手数料 ・保証型:借入金額×2.20%(税込)
・買取型:借入金額×1.10%(税込)
借入金額×2.20%(税込) ・住宅性能評価物件:0.5%(税込)
・その他の物件:0.8%(税込)
借入金額×1.10%(税込)*2 借入金額×0.99%(税込) 定額型:33,000円
定率型:借入金額×1.430%(税込)
・定額型:55,000円(税込)
・定率型:借入金額×1.87%(税込)
借入金額×1.87%(税込)
無料団信 全疾病保障付き団信 新機構団信 新機構団信 新機構団信 新機構団信 新機構団信 新機構団信 新機構団信
有料団信 ・夫婦連生団信
・新3大疾病
*1
・ワイド団信
・がん団信
・がん団信プラス
・生活習慣病団信
・夫婦連生団信
・新3大疾病
・夫婦連生団信
・新3大疾病
- ・夫婦連生団信
・新3大疾病
・夫婦連生団信
・新3大疾病
夫婦連生団信
審査スピード 最短2週間 最短3営業日 1~2週間程度 2週間程度 1ヵ月半~2ヵ月 4週間程度 2~3週間程度 1週間
来店 不要 不要 来店もしくは郵送 不要 必要 不要 不要 不要

*1買取型の場合のみ
*2楽天銀行を返済口座にした場合

フラット35の金利は「融資比率」と「借入期間」で決まる

フラット35の最新金利は、下記表の通りです。

フラット35の金利(新規借り入れ)
借入期間15~20年 借入期間21~35年
融資比率9割超
1.480%

2020年11月適用金利

自己資金10%未満

借入期間15年~20年の場合

機構団信加入

1.570%

2020年11月適用金利

自己資金10%未満

借入期間21年~35年の場合

機構団信加入

融資比率9割以下
1.220%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

借入期間15年~20年の場合

機構団信加入

1.310%

2020年11月適用金利

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

機構団信加入

フラット35金利の特徴として、借り入れた際の「融資比率」と「借入期間」によって、適用される金利が異なることが挙げられます。

  • 融資比率については、物件価格の1割以上の頭金を用意できるのか。
  • 借入期間については、20年以内なのか21年以上なのか

という2つの軸によって、決定されます。

先ほどの表を見ても、借り入れ期間が短いほうが金利が低く、融資比率は9割以下のほうが金利が低く設定されていることが分かりますね。

そして特に注意しておきたいのが「融資比率」です。

融資比率が9割超の場合、フラット35は割高になる

フラット35では物件価格に対して1割以上の頭金を用意できない場合は、適用される金利が0.4%ほど高くなります

35年という長期間の住宅ローンの返済において、金利が0.4%高くなる影響はかなり大きく、同じ3,000万円の借り入れでも、最終的な総返済額では200万円以上もの差が生まれてしまいます

頭金の有無による返済額の違い
  頭金1割以上
(適用金利1.1%)
頭金なし
(適用金利1.5%)
毎月の返済額 86,091円 91,855円
総返済額 36,157,985円 38,579,007円

※借入金額3,000万円、元利均等返済、借入期間35年の場合

頭金なしの場合、フラット35の適用金利は、民間銀行の住宅ローン金利と比べて、やや割高になってしまいがち。

長期固定金利では「新生銀行」「三井住友信託銀行」などが低金利に設定されているため、頭金なしの場合にはこちらも検討してみてくださいね。

特に新生銀行は、融資事務手数料が安く設定されているため、借り入れ当初の諸費用を抑えたい方にもおすすめです。

関連記事フラット35のデメリットを徹底解説!メリットを受けながらお得にローンを利用しよう

過去のフラット35の金利推移

フラット35の金利は直近の10年間において、徐々に下がり続け、2019年10月時点では過去最低金利を更新しています。

参考:住宅金融支援機構HPより

平成21年時点の金利2.920%に対して、令和元年での金利は1.17%となっています。

10年前と比べると、半分以下の金利で借りられるようになっていて、近年は記録的な低金利と言われている理由も分かりますよね。

記事の冒頭でもお伝えしたようにフラット35では、借り入れ当初の金利が完済までずっと適用されるため、今借り入れた人は完済まで低金利の恩恵を受けられるということになります。

日銀は2018年8月1日の記者会見において「当分の間、現在の極めて低い水準を維持することを想定しています。」と回答しています。

しかし、金利がどのタイミングで上昇するのかは、正直に言って誰にも分かりません

全期間固定で安心して住宅ローンを返済していきたい、と考えている人にとっては、まさに今がチャンスと言えますね

フラット35の利用条件は、申込者に対して優しい!

フラット35と民間の住宅ローンの比較

フラット35を利用するには、契約者の属性や建物の基準、返済負担率など、いくつかの条件を満たしている必要があります。

「申込時点の年齢が70歳未満」「年収によって返済負担率の条件が違う」など、ひとつひとつの条件を細かく見ていくと細かくなりますが、フラット35の利用条件を満たすためのポイントをシンプルにお伝えすると、下記の4点が重要です

フラット35の利用条件をクリアするためのポイント

  1. 住宅に対する独自の技術基準があるので、物件そのものに対する条件は厳しめ
  2. ローン申込者の職業や勤続年数、年収に要件はなく、人に対する条件は緩い
  3. 保証料や保証人は必要ない
  4. 団信は任意加入(入らなくてもOK)

特に特徴的な「物件に対する条件」と「ローン申込者の条件」について見ていきましょう。

ポイント1:技術基準を満たしている物件である必要がある

フラット35を利用するには、購入する物件が住宅金融支援機構が定める技術基準を満たしている必要があります。

これらの条件には、接道基準をはじめとして、建物の規模、建物の構造や断熱性、耐震性、劣化状況などの条件が定められていますが、正直、分かりにくいと思います。

それぞれの物件がフラット35の技術基準を満たしているのかどうかは、不動産業者などに聞いてみるほうが早いですね。

また中古マンションがフラット35に適合しているのかどうかを調べたい場合は「中古マンションらくらくフラット35検索」というサービスを利用すると便利です。

エリアやマンション名から、フラット35への対応状況を調べられますよ。

ポイント2:ローン申込者の条件は緩い

物件に対しての条件が厳しめであることに対して、住宅ローンの申込者に対しての条件は緩めに設定されています

民間銀行の住宅ローンと比べて、条件が特に緩いポイントは下記の3つです。

民間銀行の住宅ローンでは「勤続年数が◯年以上」という条件を設定していることも多く、転職直後ではローンを借りられないことも多くあります。

また十分な収入があっても、自営業やフリーランスでは審査に通らないというケースもあります。

その点、フラット35では勤続年数や職業が利用条件に含まれていないため、幅広い人が利用できるのです

申込者や物件など、詳細な条件については「フラット35の利用条件を徹底解説!特徴や気になるポイントをFPが解決」で解説しています。より詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

フラット35の審査期間は1~2週間ほど

フラット35の審査には、仮審査から本審査完了まで1~2週間ほど必要です

それぞれの審査に必要な日数は、仮審査では最短即日~3営業日ほど、本審査では1~2週間ほどを見込んでおきましょう。

もし「少しでも早く審査を終わらせたい……」を考えているのであれば、「ARUHI」などスピード審査を売りにしている金融機関もあります。

ARUHIは住宅ローン専門の金融機関で、従来のフラット35よりも低い金利の「ARUHIスーパーフラット」という商品を取り扱っています

物件価格に対して1割以上の頭金が必要ですが、固定金利で少しでも低金利のローンを利用したい方はチェックしておきましょう。

また住宅ローンの審査期間は、申込者の状態によって前後することも多く、1週間以内で終わる人もいれば、2週間以上かかる人もいるため、あくまでも目安程度に考えておいてくださいね。

フラット35の返済シミュレーション【借り入れ金額・返済期間別】

住宅ローンは今後30年以上にも渡って、返済を続けていくもの。

しかし3,000万円や4,000万円といった、あまりにも大きな金額のため、実際に返済をしていく際のイメージを持ちづらいですよね

そこで便利なのが、フラット35の返済シミュレーションです

この章では借り入れ金額と返済期間ごとに、毎月の返済額・総返済額を一覧表にして紹介していますので、自身が購入を考えている物件と照らし合わせてみてくださいね。

※シミュレーション結果はすべて、金利1.1%・元利均等返済・ボーナス返済なしで算出

【2,000万円~3,000万円の場合】フラット35シミュレーション

毎月の返済額
借り入れ金額 25年 30年 35年
2,000万円 76,283円  65,250円  57,394円
2,500万円 95,354円  81,563円  71,742円
3,000万円 114,424円  97,876円  86,091円
完済までの総返済額
借り入れ金額 25年 30年 35年
2,000万円  22,884,836円  23,490,079円  24,105,235円
2,500万円  28,606,062円  29,362,632円  30,131,649円
3,000万円  34,327,351円  35,235,171円  36,157,985円

【3,000万円~4,000万円の場合】フラット35シミュレーション

毎月の返済額
借り入れ金額 25年 30年 35年
3,000万円 114,424円 97,876円 86,091円
3,500万円 133,495円 114,188円 100,439円
4.000万円 152,566円 130,501円 114,788円
完済までの総返済額
借り入れ金額 25年 30年 35年
3,000万円 34,327,351円 35,235,171円 36,157,985円
3,500万円 40,048,600円 41,107,779円 42,184,389円
4,000万円 45,769,843円 46,980,316円 48,210,718円

【4,000万円~5,000万円の場合】フラット35シミュレーション

毎月の返済額
借り入れ金額 25年 30年 35年
4,000万円 114,424円 97,876円 86,091円
4,500万円 171,637円 146,814円 129,136円
5,000万円 190,708円 163,126円 143,485円
完済までの総返済額
借り入れ金額 25年 30年 35年
4,000万円 45,769,843円 46,980,316円 48,210,718円
4,500万円 51,491,075円 52,852,864円 54,237,138円
5,000万円 57,212,319円 58,725,466円 60,263,462円

ここまではフラット35のシミュレーションについて解説してきました。

上で紹介した借入金額や、返済年数でシミュレーションをしたい時は「住宅ローン借り入れシミュレーションツール」をご活用ください。

複数の銀行の住宅ローンを一度にシミュレーションできるので、自分で計算するよりも時短になりますよ。

フラット35に関するよくある質問

フラット35は「住宅金融支援機構」と、民間の金融機関が提供している「全期間固定金利」の住宅ローンです。

完済するまで金利がずっと変わらないため、市場の金利が上昇しても、毎月の返済額が一定に保たれることが特徴です。

フラット35は、頭金なしでも利用できます。

ただし物件価格に対して1割以上の頭金を用意した場合と比べると、頭金なしでは適用される金利が高くなってしまいます。

頭金なしで全期間固定の住宅ローンを利用したい場合は、民間銀行の35年固定ローンも検討してみましょう。

返済中の金利の変動状況によって、どちらがお得になるかは異なります。

金利が大きく変動しなければ「変動金利」の方がお得になりますが、金利が上昇した場合は「フラット35」の方がお得になるケースもあります。

将来の金利がどう動くかは誰にも分からないため、「金利が上昇しても問題なく返済できるのか」を判断基準にすると良いでしょう。

変動金利のリスクと対策については、下記の記事をご覧ください。

住宅ローンの変動金利は怖くない!リスクを抑えてメリットを活かす賢い使い方

フラット35は転職後や、勤続年数が短い方でも利用可能です。

勤続年数が短い方でも利用できる住宅ローンについては「勤続1年未満」でも住宅ローンは組める!フラット35と勤続年数に縛りのない銀行を解説」でも解説していますので、こちらもご覧ください。

フラット35Sは、フラット35の金利から一定期間の金利優遇を受けられる制度です。

購入する物件が特定の条件を満たしていれば、下記の期間は金利が引き下げられます。

  • Aプラン…当初10年間の金利が引き下げられる
  • Bプラン…当初5年間の金利が引き下げられる

フラット35Sについては「フラット35Sはフラット35とは何が違う?「S」を分かりやすく解説!」でも解説しています。

フラット35は、住宅ローンの借り換えでも利用できます。

また新規借り入れ時とは異なり、頭金がなくても低い金利が適用されます。

フラット35は、中古戸建て・中古マンションのどちらの購入でも利用できます。

フラット35の適用条件について詳しくは、記事内「https://navinavi-mortgage.com/flat35」で解説しています。

フラット35の適用金利は、どの金融機関を利用した場合でも基本的に同じです。
しかし金融機関によっては「保証型のフラット35」を取り扱っているケースもあり、こちらは金利が低めに設定されています。

記事内「フラット35を徹底比較!おすすめ銀行を3段階で解説」では、保証型のフラット35を含めたおすすめ銀行を紹介しています。

まとめ

この記事では、フラット35についての解説をしました。

フラット35は全期間固定型の住宅ローンのため、金利上昇の影響を受けず、計画的な返済が可能です。

ただしフラット35は誰でも利用できるというわけではないので、自身の購入する住宅が条件を満たしているか等を確認した上で検討していきましょう。

住宅ローンの比較のポイントについては「住宅ローンアドバイザーのおすすめ銀行7選!最新金利を徹底比較」で解説していますので、こちらも参考にしてみて下さい。

住宅ローン シミュレーション
新生銀行
おすすめ住宅ローン
新生銀行
満足度
4.1
新生銀行
最低金利
0.450%

2020年11月適用金利

変動金利

総合人気ランキング
1位 auじぶん銀行
満足度
4.7
auじぶん銀行
最低金利
0.380%

2020年11月適用金利

変動金利

全期間引下げプラン

じぶんでんきをセットでご契約の場合

2位 住信SBIネット銀行
満足度
4.5
住信SBIネット銀行
最低金利
0.398%

2020年11月適用金利

変動金利

借り換え金利

3位 新生銀行
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4.1
新生銀行
最低金利
0.450%

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