知って得する!預金連動型住宅ローンとは

住宅ローン預金連動型
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簡単に言うと…
  • 預金連動型住宅ローンとは、預金残高分だけ住宅ローン残高から差し引いて金利の計算をしてくれる住宅ローンで、預金があれば、繰り上げ返済をして住宅ローンを早く減らしたのと同じ効果が得られます。
  • 加えて、住宅ローン減税は、住宅ローンの残高が条件になるため、繰上げ返済をすると住宅ローン減税額が減りますが、預金連動型住宅ローンは、住宅ローンの残高が減らないので、減税額は高止まりします。
  • 預金連動型住宅ローンは、潤沢な預金がある人なら利息がかからず、メリットの大きい住宅ローンと言えますが、預けられる預金の少ない人にとっては効果をあまり感じることはできないでしょう。

住宅ローンの中には預金連動型住宅ローンというのがあります。

一部の銀行でしか取扱いがありませんが、とてもユニークな住宅ローンです。

預金している分の住宅ローン残高については「ないこと」にしてもらえるのです。

具体的にどんな商品か、預金連動型住宅ローンについて、メリットとデメリットについてみてみましょう。

預金連動型住宅ローンとは?

預金連動型住宅ローンとは、預金残高分だけ住宅ローン残高から差し引いて金利の計算をしてくれる住宅ローンです。

つまり、3,000万円の住宅ローンを年率2%の金利で借りると利息は年間で60万円になりますが、預金が1,000万円あれば3,000万円-1,000万円=2,000万円に対して利息がかかり、利息は40万円となります。

預金があれば、繰り上げ返済をして住宅ローンを早く減らしたのと同じ効果が得られるのが預金連動型住宅ローンなのです。

預金連動型住宅ローンのメリット

1世帯あたり預金は生活費の半年分~3年分は持っていると良いとよく言われます。

しかし、それだけの預金を持たずに繰上げ返済に熱心な人もいます。

では、預金連動型住宅ローンのメリットを繰上げ返済と比較してみましょう。

繰上げ返済 預金連動型住宅ローン
利息 利息は減る 利息は減る
預金量(万が一の資金) 繰上げ返済するほど減る 減らない
住宅ローン減税  住宅ローン残高が減る分、減税額も減る 住宅ローン残高は減らないので減税額は高止まりする

このように繰り上げ返済と比べてみても、メリットが多い点が預金連動型住宅ローンの魅力です。特に住宅ローン減税は、住宅ローンの残高が条件になるため繰上げ返済をすると住宅ローン残高が減る分、減税額が減ってしまいます。

一方、預金連動型住宅ローンは住宅ローンの残高が減らないので減税額は高止まりします。減税対策にもなる預金連動型住宅ローンはお得でしかも、預金を手元に置いておける安心感もあって申し分のない商品と言えます。

預金連動型住宅ローンのデメリット

お得なことばかりのように見えても、実は預金連動型住宅にもデメリットがあります。

・そもそも預金が少ない人はメリットの利息を減らす効果が期待できない ・取扱い銀行が限られている ・他の一般的な住宅ローンに比べて、預金連動型住宅ローンは金利が高め

そもそも、預金が200万円位しかない人にとって3,000万円の住宅ローン残高があっても2%の金利で住宅ローンを借りたとすると60万円の利息が59万6千円と4千円しかお得になりません。大きな魅力とは言えないでしょう。

また、取扱い銀行が少ない点も人によっては住宅ローン選ぶ際の選択肢からの除外要素の1つになるでしょう。

自営業などで取引先とある程度、関係が出来上がっている方はやはりその銀行を使いたいものですが、取引先銀行が預金連動型住宅ローンを取り扱っているとは限らないからです。

預金連動型住宅ローンの金利は変動金利型でも2%(平成29年7月時点)を超えている商品もあり、通常の住宅ローンには1%台のローンもあるので倍近い金利となる場合があります。

これを預金連動型住宅ローンの利息低下効果と比べてみましょう。

3,000万円借りていて変動金利が2.4%の場合、利息は年間で72万円です。

一方、低金利な住宅ローン、例えば、当初5年固定金利で1.030%の場合、この利息は30万9千円と倍以上の利息差があります。

この分を預金があることで同じ位の利息まで引き下げるには、預金連動型住宅ローンの銀行の預金が約1,750万の預金が必要になります。これだけの預金があれば2~3年の生活費にはなるので安心感はあります。

しかし、これだけの預金が無い人にはもっと金利が安い住宅ローンの方が魅力的に見えるかもしれません。

住宅ローンについて相談をしたい方は「住宅ローンを相談すべき相手とは?FPや銀行に相談できる内容や準備方法」を参考にして下さい。

まとめ

預金連動型住宅ローンは向いている人と向いていない人がいます。

向いている人

  • 借り入れ金額と同額に近い金額の預金を持っている人
  • 自営業者などで手元資金がそれなりにある人

向いていない人

  • 収入が安定している会社員で余裕資金ができたときは繰上げ返済をして早く住宅ローンを完済したい人
  • 金利水準の低いローンを使って返済していきたい人

はっきり言ってしまうと潤沢な資金がある人には向いていますが、そうでない人は効果をあまり感じることが出来ない住宅ローンです。

また、利用したい人にとって不自由なのは、取扱い銀行が少ないという点です。どこでも扱っているわけではないので、あらかじめ調べる必要があります。

預金連動型住宅ローンは、取扱い銀行と取引がある自営業の人など元々多めに預金している人に向いている住宅ローンといえます。

様々な住宅ローンの比較について知りたい方は「おすすめ住宅ローンの金利比較!選び方からシミュレーション方法まで徹底解説」を参考にして下さい。

監修者情報

株式会社エスティライフ

株式会社エスティライフ ファイナンシャル・プランナー

FP1級技能士、CFP、DC1級アドバイザー、証券外務員、住宅ローンアドバイザー、損害保険プランナー、TLC(生保協会認定FP)など幅広い専門的な知識・経験をもとにライフプランの"お金”に関する問題を解決するファイナンシャルプランナーの集団です。

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