• 2017.07.27
  • 2019.10.15

住宅ローンにクレジットカードが与える意外な影響と事前対策をご紹介!

クレジットカードが与える影響
じぶん銀行

「住宅ローンって、どういう基準をクリアすれば審査に通過できるのかな?」という疑問をお持ちの方、非常に多いです。当然ながら、年収や勤続年数も住宅ローンの審査に大きく影響するポイントなのですが、それ以外にも注意すべきポイントがあります。それは、「クレジットカードの使い方」です。

しかし、クレジットカードを使用することがマイナス評価になるわけではありません。

この記事では、クレジットカードが住宅ローンの審査にどのような影響を与え、どのような使い方をすればより有利に住宅ローンを借りることができるのかを解説していきます。

要注意!住宅ローン審査はクレジットカードの使い方で左右される

結論から伝えてしまうと、クレジットカードの使い方は住宅ローンに大きく影響します。ただし、冒頭でも触れたように、「クレジットカードを使う行為自体がダメ」というわけではないです。

むしろ、実はクレジットカードを定期的に使用していたほうが、プラス評価になることもあるのです。なぜなら、「誠実に返済を行っている記録がある」と判断されやすくなるからです。

では、どのような使い方が住宅ローンの審査結果に悪影響を及ぼすのでしょうか。
簡単にまとめると、下記の3つです。


<住宅ローンに悪影響を及ぼす可能性のあるクレジットカードの使い方>

  1. クレジットカード支払いの延滞
  2. クレジットカードのキャッシング枠
  3. クレジットカードのリボ払い残高

上記が影響する理由に触れていきましょう。

クレジットカードの支払い延滞により住宅ローン借入可能額が減る

クレジットカードの使い方の中で、「延滞履歴がある」という点は、借入可能額に影響する場合よりも、審査結果そのものに影響するケースが多いです。わかりやすくいえば、 直近の延滞履歴であればあるほど、審査に落ちやすくなります。なぜかというと、住宅ローンは「延滞されるリスクが非常に高い」からです。

住宅ローンは、クレジットカードの支払いよりも長期間に渡って返済を行います。もちろん、支払い総額も非常に大きくなります。つまり、「貸付リスクも非常に高い」のです。

もし、延滞で支払い不能に陥ってしまった場合、貸付側も大きな損失を被ります。このような背景から、延滞するような利用者に対しては、住宅ローンの貸付を避けるケースが多いということです。

しかしながら、「過去に延滞してしまったこともあるけど、どうしても住宅ローンを借りたい!」という方も中にはいらっしゃると思います。そのような場合の対策も後述しますので、そちらも参考になさってください。

クレジットカードのリボ払い、キャッシング枠の場合は、審査結果そのものに影響するケースよりも、「借入可能額」に影響するケースが多いです。なぜかというと、「返済負担率が上がる」からなのです。クレジットカードをたくさん有している場合も同様、借入可能額に影響してしまう可能性があります。

返済負担率とは

返済負担率とは、年収に対する返済額の割合のことで、数値が大きくなればなるほど、支払い不能に陥るリスクが高くなります。

実は、クレジットカードのリボ払いやキャッシング枠は、この返済負担率に大きく影響してしまうのです。下記の資料にも記載されているように、住宅ローン審査において返済負担率は、特に重要な項目となっています。

参考資料) http://www.jhf.go.jp/files/300331712.pdf

加えて、リボ払いやキャッシング枠の大きな注意点として、「限度額まで借入している想定で審査を受けることになる」というポイントがあります。わかりやすくいうと、「使用の有無を問わず返済負担率が上がってしまう」ということです。で

は、クレジットカードのリボ払いとキャッシング枠が、住宅ローン借入可能額にどの程度影響してしまうのか、実際に試算してみましょう。

住宅ローン借入可能額にどれくらい影響するか

例題として、利用者年収が400万円、審査に通過できる返済負担率が25%と仮定した場合、

400万円×25%(返済負担率)=100万円(年間の返済上限額)

という計算になります。年間の返済上限額は100万円、つまり1ヶ月あたり約83,300円まで住宅ローンを組める計算になります。上記条件をもとに金利4%の住宅ローンを30年で返済する場合、

83,300円÷4,774円(100万円あたりの毎月返済額(※))×100=1,744万円

※100万円あたりの毎月返済額は下記資料を参照

参考)https://contents.netbk.co.jp/pc/homeloan_hayami_monthly.html

つまり上記の例題では、1,744万円を借入可能額として算出できるわけです。

しかし、同じ条件で限度額30万円のリボ付きクレジットカードを利用していて、10万円のリボ残高があるとしましょう。

この場合、残高の10万円だけが返済負担率に影響するのではなく、限度額の30万円がそのまま返済負担率に影響する可能性があります。

したがって、

400万円×25%=100万円-30万円=70万円(年間の返済上限額)

という計算になり、毎月の返済上限額は、約58,300円ということになります。つまり、 58,300円÷4,774円×100=1,221万円 となり、借入可能額が大きく減ってしまう可能性があるのです。

ただし当然ながら、住宅ローンの審査は各社それぞれ審査基準が異なります。上記はあくまでも例題となっていますので、あらかじめご注意ください。

簡単にまとめると、「クレジットカードは住宅ローン審査に影響する可能性が高い」というイメージで捉えておいたほうが良いでしょう。

住宅ローンの審査もしくは契約までにしておこう!クレジットカードの事前対策

「住宅ローン審査にクレジットカードが大きく影響する可能性がある」と分かったところで、事前もしくは契約前にできる対策をご説明していきましょう。

クレジットカードの支払延滞の経験がある方

クレジットカードの延滞経験がある方は、「個人信用情報機関」に履歴が記録されているかどうかで対応が異なります。もし延滞記録が残っていたとしても、解消された日から最長5年で履歴が抹消されます。信用情報に延滞記録が残っているかどうかは、各信用情報機関で「開示請求」を行うことにより確認することができます。クレジットカードに関する信用情報は、

のいずれかで確認できます。

延滞したことのあるクレジットカード会社の公式ホームページや、利用規約等で加盟している信用情報機関を確認し、一度開示請求してみると良いでしょう。開示請求し、延滞履歴の残っている方は、消えた後に住宅ローンを申し込みしたほうが無難です。 

現在クレジットカードでリボ払い、分割払い、キャッシングを利用している方

クレジットカードでリボ払い、分割払い、キャッシングを利用している方が審査までにやっておくべき対策は、「住宅ローン申し込み前に完済・解約しておく」という方法が非常に効果的です。

もちろん、審査に通った後に解約してもかまいませんが、先述したように借入可能額が少なくなる可能性があります。したがって、不要なクレジットカードや残債の少ないクレジットカードをできる限り完済、解約した上で審査を申し込みしたほうが、住宅ローン審査をスムーズに通過できる可能性が高いでしょう。

住宅ローン審査前にチェックしておきたい項目と対策

住宅ローンの審査は、利用する会社によっても基準が大きく異なります。例えば、返済負担率を40%まで可能としている会社もあれば、25%としている会社もあるわけです。

しかしながら、「返済負担率=延滞せず返済できる金額」というわけではないので、ご自身の生活状況を事前にチェックしておいたほうが良いでしょう。

住宅ローン審査前にチェックしておくべき項目は、

  • 頭金をいくらぐらい用意できるか(返済負担率を下げるため)
  • 毎月の家計から返済可能な金額を試算
  • 使っていないクレジットカードや完済できるクレジットカードは無いか

という3つがあります。それぞれ非常に重要な項目ですので、住宅ローンの審査を申し込みする前に必ずチェックしておきましょう。

住宅ローンを賢く返済する方法は「知って得する!賢い住宅ローンの返済方法」を参考にして下さい。

まとめ

住宅ローンは、人生の中でも1、2位を争うほど大きな借金です。つまり、借入側にとっても貸付側にとっても、大きなリスクを含んでいます。クレジットカードの使い方が審査結果に影響するのも、そのリスクがあるからなのです。まずは、ご自身のライフスタイルを明確に把握するところから対策していきましょう。

スポンサーリンク

住宅ローン シミュレーション
じぶん銀行
おすすめ住宅ローン
住信SBIネット銀行
満足度
4.5
住信SBIネット銀行
最低金利
0.418%

変動金利

2019年11月適用金利

借り換え金利

総合人気ランキング
1位 じぶん銀行
満足度
4.7
じぶん銀行
最低金利
0.380%

当初固定2年

2019年11月適用金利

2位 住信SBIネット銀行
満足度
4.5
住信SBIネット銀行
最低金利
0.418%

変動金利

2019年11月適用金利

借り換え金利

3位 三菱UFJ銀行
満足度
4.4
三菱UFJ銀行
最低金利
0.390%

当初固定3年

2019年11月適用金利

総合人気ランキングを全て見る

人気の記事

新着記事

たった1分 住宅ローン シミュレーション
■当サイトに関する注意事項
  • 当サイトで提供する商品の情報にあたっては、十分な注意を払って提供しておりますが、情報の正確性その他一切の事項についてを保証をするものではありません。
  • お申込みにあたっては、提携事業者のサイトや、利用規約をご確認の上、ご自身でご判断ください。
  • 当社では各商品のサービス内容及びキャンペーン等に関するご質問にはお答えできかねます。提携事業者に直接お問い合わせください。
  • 本ページのいかなる情報により生じた損失に対しても当社は責任を負いません。
  • なお、本注意事項に定めがない事項は当社が定める「利用規約」 が適用されるものとします。

「ナビナビ住宅ローン」は、エイチームフィナジーが運営するサービスです。

株式会社エイチームフィナジーは、株式会社エイチーム(東証一部上場)のグループ企業です。
証券コード:3662