• 2020.04.28

住宅ローンを返済しながらでも無理なくお金を貯める考え方

住宅ローンを返済しながら無理なく貯蓄する
auじぶん銀行

マイホームは一生に一度の大きな買い物とも言われています。

そのため、多くの人が住宅ローンを組んでマイホームを購入しています。

しかしながら、住宅ローンの返済をしながら、お金を貯めていくことは、簡単ではありません。マイホームを購入するタイミングは人によって違いがありますが、結婚や出産や子供の入進学。夫の転勤と言った、人生の節目を機に、購入に踏み切る人は少なくありません。

人生の節目は何かとお金がかかるもの。スムーズにその日が迎えられるように、計画することから始めていきましょう。

この記事を執筆・監修している専門家

ナビナビ住宅ローン編集部

住宅ローンを組む時に抱える「どうやって住宅ローンを選べば良いかが分からない」「金利の違いがよく分からない」「一番お得に借りられるローンはどれなの?」といった疑問・不安を解決できるように解説していきます。

飯田 道子

ファイナンシャルプランナー

気がつけばFPとして活動を始めて、既に20年もの月日が流れました。その間、仕事は勿論のこと、プライベートでもお金に関することに向かい合う機会があり、勉強したことと実務との違いを知る出来事がいくつもありました。まさに、日々、発見の連続です。これからは、それらの経験を活かし、相談者様や読者の方々の目線を大切にしながらアドバイスが行えるよう、努力していきたいと思っています。よろしくお願いします。

ライフプランを立てよう

ライフプランを明確にする

住宅ローンを返済しながら、お金を貯めていくのに大切なこと。それは、ライフプランを立ててお金の流れを明確にすることです。

ライフプランを立てると言われると、何だか難しいことをしなければならないと思う人もいるようですが、難しく感じる必要はありません。必要なのは、家族それぞれの節目となる入進学や結婚や退職などのイベントはいつなのかを考え、そのときにいくらくらいのお金が必要なのかを考えていけば良いだけです。

もちろん、本格的にシミュレーション機能を使ってお金の流れを明確にして言っても良いのですが、それ以上に大切なことは、お金が必要になるタイミングがいつになるのかを知ることです。

各家庭、個人によって違いはありますが、主なライフイベントとして考えられるのは、下記のものになります。

家族全体に影響のあるイベント

  • マイホーム購入
  • マイカー購入および買替え
  • 別荘購入
  • 家族旅行                         など

夫・妻のイベント

  • 転勤
  • 単身赴任
  • 転職
  • 退職
  • 再就職
  • セカンドライフ
  • 妊娠・出産       など

子供のイベント

  • 入園・卒園
  • 入学・卒業
  • 就職
  • 結婚          など

その他に、個別の事情やこだわりがあると思います。それらのイベントも忘れずに書き出し、いつ、どのようなイベントがあるのかを明確にしておきます。

イベントにかかるお金を調べる

どのようなイベントがあるのかが明確になったら、そのイベントに必要となる費用はいくらになるのかを調べます。

マイホームであれば、欲しい地域でどのような間取りが、いくらで売買されているのかをチェックします。販売価格はインターネットで簡単に調べられますし、新聞の折り込みチラシなどからも知ることができますね。

セカンドライフであれば、どこで、誰と暮らすのかによって違いがありますが、いくら必要になるのかは参考なる資料があります。生命保険文化センターが令和元年に行った調査によると、夫婦2人で暮らす場合、必要と思われる最低の日常生活費は、月額で平均22.1万円。趣味やレジャーを楽しみたいなど、ゆとりある生活を送りたい場合の生活費は平均36.1万円という結果が出ています。参考にしてみて下さい。

子供の学費に関しては、公立か私立の違いはもちろんのこと、進学するが学校や学部によって違いがあります。可能であればパンフレットやホームページなどを確認して、いくら必要になるのかを確認しておくと良いでしょう。

お金の流れを把握する

イベント毎にどれくらいの費用がかかるかが分かったら、実際に一覧表にしてお金の流れを把握しましょう。

シミュレーションソフトを使ってシミュレーションするのが一目瞭然なのですが、手書きでも書き出してみると、よく分かりますし、自分や自分の家族の状況が把握できると思いますので、実践してみて下さい。

イベントを整理していくと、いくつものイベントが重なる年が出てくるかと思います。優先すべきものは子供の入進学などの動かせないイベントです。その他にも各家庭で譲れないイベントは何かを考えて優先順位をつけ、いつ、どれくらいのお金が必要になるのかを考えていくことが大切です。

目的にあった方法でお金を貯める

適材適所という言葉がありますが、お金を貯める場合にも、この言葉は当てはまります。

お金を貯めるには、できるだけ効率よく、無駄なく運用し貯めていきたいですよね。そのためには、目的にあった金融商品や運用方法で貯めることが大切です。

マイホーム資金(借入前に役立つ)

勤労者財産形成促進法に基づいて企業が導入している福利厚生のひとつなのが、財形貯蓄制度です。
この制度には、用途が限られていない一般財形貯蓄とマイホームの購入やリフォームするための資金作りを目的としている財形住宅貯蓄、年金を目的とした財形年金貯蓄があります。

この中でおすすめなのが一般財形貯蓄と財形住宅貯蓄です。

この制度の大きなメリットとしては、いずれの貯蓄をスタートしても、マイホームを購入するときやリフォームするとき、住宅金融支援機構から融資を受けることができる財形住宅融資を利用できるということです。

ただし条件があり、いずれかの財形貯蓄を1年以上継続しており、申し込み前の2年以内に財形貯蓄の預け入れを行っている、申し込み時点で残高が50万円以上あることなど。必要となる費用の90%、もしくは財形貯蓄の残高の10倍、最大で4000万円のいずれか低いほうの金額が融資限度額となっています。

財形貯蓄は給料天引きで貯めていくシステムですので、気づいたら貯まっていたと言うことも。解約するときも会社を通さなければならないので、解約しにくいのも続ける原動力になるかもしれません。

もちろん、住宅金融支援機構よりも低金利の金融機関のローン商品はありますが、選択肢のひとつとして確保しておくのは良いでしょう。

教育費

コツコツと積み立て系の金融商品で運用しても良いのですが、おすすめなのが学資保険です。

学資保険には、契約者に万一のことがあったときに、その後の支払いを免除してくれる制度があります。家族の大黒柱である夫が亡くなったり高度障害になってしまったりした場合であっても保険料の負担なく契約が続きますので、所定の金額を受け取ることができるのは大きなメリットですね。

基本、元気でいることが大前提ですが、このようなシステムがあることは安心につながるのではないでしょうか。利回り高く、60歳を超えても返戻率100%を超える保険商品もあります。

積み立て期間は2023年までと期間が限られてしまいますが、ジュニアNISAも教育費用の運用先として人気があります。株や投資信託を使って運用していく商品なのですが、制度終了後であっても子供が20歳になるまで非課税で保有することが可能になっています。

老後費用

最長20年まで非課税となる、つみたてNISAや、iDeCo(イデコ)など節税効果のある商品も人気があります。その他に王道となる、個人年金保険があります。

レジャー費

意外と計画して貯めている人が少ないのがレジャー費です。

特に小さな子供がいる家庭の場合、家族旅行は必須という家庭は少なくありません。そんな家庭におすすめなのが、旅行会社や航空会社の旅行積立です。

利用できるのは運用先の会社の商品のみとなりますが、特定の会社のファンである、好きなパッケージ商品があるのなら、おすすめです。

積み立て系商品全般

住宅ローンを支払いながら、まとまったお金を貯めるのが大変です。そこでおすすめなのが積み立て系の商品で貯めていくと言う方法です。身近なところでは銀行の積立商品、証券会社などの投資信託もおすすめです。

積み立てを始めるときには、何のために貯めるのかを明確にして貯めるようにしましょう。よく耳にするのは、「いざ」というときのためにという人がいるのでしが、「いざ」というのがどれだけ緊急性があるのかは個人の判断ですし、余裕資金として使ってしまう可能性大。漠然と貯めることは、避けましょう。

ここであげたのは、ほんの一部に過ぎません。

自分ならこんな方法がある、この方が貯めやすいという方法があれば、それを実践してみて下さい。

節約も欠かせない

いくら貯めると言っても、お金が無くては貯めることはできません。住宅ローンを抱えている世帯のほとんどが節約をしているかと思いますので、その方法を考えみましょう。

保険の見直しをする

住宅ローンを利用する場合、一部の商品を除き、契約者に万一のことが起こったら、ローンが完済される、団体信用生命保険に加入することになります。また、学資保険に加入している場合も、実質、契約者である両親などの保険となります。

すでに加入済みの生命保険がある場合には、加入しなければならない団体信用生命保険の金額を考慮し、減額しても良いですね。ただし、何でも減らせば良いという訳ではありません。いくらあれば安心なのかを算出してから、見直すことが大切です。

生活コストを見直す

たとえば光熱費であれば、まとめることでお得になる会社があります。いくらお得になるのかは、各社のホームページでシミュレーションできますので、試してみて下さい。

家族1人につき1台は持っているスマホや携帯料金も見直しましょう。まず、キャリアがバラバラの場合には、統一し、自宅で使うプロバイダーも考慮して総合的に通信費を見直すことをおすすめします。

最も節約しやすいのが食費です。とはいえ、おかずの数を減らすなどはNGですよ。

取り組んで欲しい節約方法としては、良く使うスーパーの商品価格の底値をチェックして、その日に焦点を当てて買い物をすると言う方法です。とはいえ、都合よく底値日に食材が必要になる場合ではありません。日保ちする冷凍食品やレトルト商品、調味料などは底値買いをし、その他の食品は、特売日に購入するようにしましょう。

レジャーを見直す

レジャー=旅行ではありません。家族みんなで楽しむことが、本当のレジャーだと、私は思います。たとえば、遠くに行かなくてもお弁当を持って公園へ行くのも子供にとっては、嬉しいことですし、近くでバーベキューをするのも楽しい思い出なります。

大人同士であっても、自宅でDVDを見ながら持ちよりパーティをするのも楽しいですし、楽しいことに決まりはありません。

大切なのは、固定概念にことなく、楽しいことをやることだと思います。お金をかけたから楽しい訳ではないのです。

住宅ローンを返済しながらお金を貯めると言うのは、並大抵のことではありません。これからマイホームを購入するなら、返せる金額のギリギリまで住宅ローンを組まないことです。

実際に物件を見学にいくと、さまざまな家を見て理想が高くなり、予算以上の家が欲しくなり、契約してしまう人が見受けられます。予算以上の物件を購入した場合、その時は満足なのですが、生活そのものは大変になってしまうかもしれません。物件を見学する場合には、立地、間取り、周辺環境などで優先順位をつけて、予算以内で絶対に譲れないことを優先して、選んでいくようにしましょう。

まとめ

ここまでいくつかのアイディアを書いてきましたが、全てを実行する必要はありません。

どんな形であれ、「住宅ローンがありつつも貯める習慣を持つ」ことが何よりも重要なのです。目標、目的が明確であれば、きっと貯められるハズ。無理することなく、遊び心を持って、目標に向かっていきましょう。

 

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